リフレクトヒーターで火事?原因・対策・対処法まとめ – 知って安心、安全な冬の暖房術!

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リフレクトヒーターってどんな暖房器具?

リフレクトヒーターって、電気ストーブの一種で、特殊な金属板を熱して暖める暖房器具のことです。すぐに暖まって、お部屋を素早く暖かくできますよね。

電気の力で、光のような暖かさを直接体の表面に届けることで、ポカポカと暖まることができるんです。石油ストーブやエアコンみたいに部屋全体を暖めるのとは少し違います。

リフレクトヒーターは、光と熱を前面に集中させることで、暖めたい場所をピンポイントで暖めるのが得意なんです。ですから、

・すぐに暖まりたい時
・脱衣所やトイレなど、狭い場所を素早く暖めたい時
・足元だけ冷えるオフィスなどで、部分的に暖めたい時

こういう時に、とっても便利なんです。

見た目は細身で場所を取らないものが多いですし、デザインもシンプルでおしゃれなものが多いので、お部屋に置いてもインテリアの邪魔になりません。

リフレクトヒーターが原因の火事ってどれくらいあるの?

リフレクトヒーターは便利で身近な暖房器具ですが、残念ながら火災の原因になることもあります。

暖房器具による火事は、毎年発生していることが知られていますよね。

消防庁のデータによると、暖房器具が原因の火災は毎年起きていて、その中で、リフレクトヒーターが直接の原因だと特定されている件数は、実は正確な統計は公開されていません。

しかし、火災全体の原因を見てみると、ストーブなどからの火災は決して少なくありません。

特に古いリフレクトヒーターや、安全機能がきちんと作動しない製品を使い続けると、火災のリスクは高まります。

また、使い方を間違えると、どんな暖房器具でも火災の危険性があるということは覚えておきたいですね。

ですから、「リフレクトヒーターだけが特に危ない」というわけではありませんが、「どんな暖房器具でも火事を起こす可能性がある」という認識を持って、日頃から安全対策をすることが大切です。

リフレクトヒーターで火災はどんな時に起きるの?よくある原因を3つ紹介

リフレクトヒーター火災の原因として特によくあるのが、次の3つの点です。

・燃えやすい物を近くに置いてしまう
・ヒーターの転倒
・製品の不具合・経年劣化

燃えやすい物を近くに置いてしまう

リフレクトヒーター前面の金属板は温度がかなり高くなります。

そこに、洗濯物やカーテン、紙、布団など、燃えやすい物を近づけすぎると、引火してしまうことがあります。

特に洗濯物は乾かしたいからと、リフレクトヒーターの前に干してしまう人を見かけますが、これは非常に危険です! 絶対にやめてください。

ヒーターの転倒

リフレクトヒーターは縦型で細身なものが多いため、少しの衝撃で倒れてしまうことがあります。

倒れた時に運が悪ければ、燃えやすい物が下敷きになったり、すぐ横に あった場合、火災に繋がることがあります。

特に、地震が多い日本では、地震でヒーターが倒れてしまうケースも考えられます。

製品の不具合・経年劣化

古いリフレクトヒーターや、品質の良くない製品の場合、内部の配線が傷んでいたり、部品が劣化してしまい、それが原因で火災が起こることがあります。

長年使用したリフレクトヒーターは、見た目には問題ないように見えても、内部的には劣化が進んでいる可能性があります。

古い製品を長期間使い続けるのは危険だと言えるでしょう。

リフレクトヒーター火災を防ぐにはどうすればいいの?具体的な対策を5つ紹介

リフレクトヒーター火災を防ぐためには、日頃から少し注意を払うことが重要です。ここでは、今日からできる具体的な対策を5つご紹介します。

・リフレクトヒーターの周りに燃えやすいものを置かない
・ヒーターの前に長時間物を置かない
・平らで安定した場所に設置する
・使用中にその場を離れる、または寝る時は必ず電源を切る
・定期的な点検と手入れを行う

以下に、順を追ってご紹介します。

リフレクトヒーターの周りに燃えやすいものを置かない

これは一番重要です!

リフレクトヒーターの前面部分は温度が非常に高くなるので、周りに燃えやすいものを置くのは絶対にやめましょう。

具体的には、

・洗濯物
・カーテン
・布団
・紙類
・ティッシュ
・化学薬品や可燃性のもの

など、これらは必ずリフレクトヒーターから 1メートル以上 離して置いてください。

特に、洗濯物をヒーターで乾かすのは非常に危険ですので、絶対におやめくださいね。

ヒーターの前に長時間物を置かない

ちょっとの間だけだから大丈夫」と油断しないでください。リフレクトヒーターの前に物を置いたまま長時間放置するのは、火災の原因になります。

例えば、

・電話や本などを置いておく
・洋服を少し掛けておく

など、短い時間でも火災のリスクを高める行為もあります。ヒーターの前には何も置かない習慣をつけましょう。

平らで安定した場所に設置する

リフレクトヒーターを設置する場所も大切です。不安定な場所や傾いた場所に置くと、転倒する危険性があります。

設置場所としては、

・水平な床
・丈夫な台や棚

など、安定していて平らな場所を選びましょう。絨毯や畳の上など、柔らかい場所は避けた方が安全です。

また、地震に備えて、転倒防止対策をしておくと 더욱 安心です。

使用中にその場を離れる、または寝る時は必ず電源を切る

これは当たり前のことですが、非常に重要です。リフレクトヒーターをつけたまま、部屋を離れたり、寝てしまうのは絶対にやめてください。

使用中に家を出る、または寝る時は、必ず 電源をオフ にすることを徹底しましょう。

タイマー機能がついている機種の場合は、タイマーを正しく設定して使用すると 더욱 安全です。

定期的な点検と手入れを行う

リフレクトヒーターを安全に使い続けるためには、定期的な点検と手入れが欠かせません。

具体的には、

・使い始める前や月に一度程度、電源コードやプラグに損傷がないか確認する。
・本体前面や内部にほこりが溜まっていないか確認し、柔らかい布や掃除機で取り除く。
・古い製品の場合、メーカーの点検を受けるか、新しい製品に交換することを検討する。

などを行いましょう。もし少しでも不安な点があれば、すぐに使用を中止して、メーカーや販売店に相談してください。

もしリフレクトヒーターから火が出たらどうすればいいの?

万が一、リフレクトヒーターから火が出てしまった場合は、落ち着いて、しかし迅速に対応することが大切です。

火災が発生した時に取るべき最も重要なことは 自分の安全を最優先に考えること です。無理に消火しようとせず、安全な場所に避難することを第一に行動しましょう。

火災の初期段階で、落ち着いて対応できる場合は、次の行動を取ってください。

1、プラグをコンセントから抜く
感電の危険がありますので、濡れた手では絶対にプラグに触らないでください。乾いたタオルやゴム手袋などを使いましょう。

もしプラグを抜くのが危険な場合は、すぐに次の行動に移ってください。

2、消火器を使って初期消火を試みる
家庭用消火器がある場合は、使用方法を確認してから初期消火を試みましょう。
消火器がない場合や、火事が既に広がっている場合、無理な消火活動は危険です。すぐに避難してください。

3、119番に電話して消防に通報する
火事の規模に関わらず、消防への連絡は必須です。

電話では、

火事です!」と大声で伝える
・場所(住所や分かりやすい目標物)
・火災の種類(リフレクトヒーターから火が出ていること)
・自分の名前

などを正確に伝えましょう。落ち着いて、必要な情報を提供することが大切です。

4、周りにいる人に大声で知らせる、または警報機を鳴らして火災発生を知らせる。
声で「火事だ!」と周囲に知らせたり、火災報知機や非常ベルのボタンを押して、周囲に火災発生を知らせます。

特に夜間は、警報音は周辺住民 に知らせることに非常に効果的です。

安全な場所に避難する

火事から安全な場所(建物の外や離れた場所)まで素早く避難してください。避難する際は、エレベーターは使わず、階段を使用しましょう。

煙や煙を吸い込むのを防ぐため、ハンカチやタオルで口と鼻を覆い、なるべく姿勢を低くして避難しましょう。

火事が広がり、手に負えないと判断した場合は、ためらわずに避難することに専念してください。

大切なのは、一人でも多くの人が安全に避難することであり、無理に自分で 消火しようとするよりも優先度が 高いです。

リフレクトヒーターを安全に使うための注意点

よりリフレクトヒーターを安全に使うために、改めて重要な点をまとめて確認しましょう。

製品安全協会のPSマークのある製品を選ぶ
PSマークは、国の安全基準をクリアした製品に付けられるマークです。必ず、PSマーク付きの製品を選びましょう。

取扱説明書をよく読んで、正しい使用方法を守る
製品ごとに особенности や 注意事項 が 異なります。使用前に必ず取扱説明書をよく読んで、正しい使用方法を理解しましょう。

特に、メーカーが禁止している事項や注意を促している点は必ず守ってください。

電源コードやプラグが破損していないか、使用前に確認する
電源コードにひび割れが入っていたり、プラグの根元が傷んでいる場合は、すぐに使用を中止してください。

そのまま使い続けると、漏電や短絡による火災の危険性があります。

定期的に清掃を行い、ほこりを取り除く
リフレクトヒーター前面部分や下に ほこりが溜まったまま使用すると、火災や故障の原因になることがあります。

頻繁に、柔らかい布や掃除機でほこりを取り除く清掃を行いましょう。

古い製品は新しい製品への交換を検討する
長年使用したリフレクトヒーターは、部品の劣化などにより、安全性が低下している可能性があります。

製品の寿命を参考に、ある程度年数が経過した製品は、新しい製品への交換を検討しましょう。一般的に、電気暖房器具の寿命は 5~10年程度 と言われています。

これらの注意点を守って、安全にリフレクトヒーターを使い、暖かい冬をお過ごしください。

まとめ

今回は、「リフレクトヒーター火災」をテーマに、

・リフレクトヒーターはどんな暖房器具か
・リフレクトヒーター火災はどれくらい起きているのか
・どんな時に火災が起きやすいのか
・火災を防ぐための対策
・万が一火災が起きた時の対処法
・安全に使うための注意点

について解説しました。

リフレクトヒーターは、すぐに暖まる便利な暖房器具ですが、取り扱いを間違えると火災の原因になる可能性があります。

しかし、今日ご紹介した対策をしっかりと行えば、火災のリスクを大きく減らすことができます。

重要なことは、「油断しないこと」 です。「自分だけは大丈夫」と思わず、常に火災のリスクを意識して、正しい使用方法を守ることが大切です。

この記事が、皆様の安全な冬の生活のお役に立てれば幸いです。安全で暖かい冬をお過ごしくださいね。

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