以下の記事でも触れた通り、家電量販店選びにおいて「楽天経済圏」に身を置くユーザーであれば、迷うことなくビックカメラ(楽天ビック)を選ぶべき明確な理由が存在します。

ヨドバシカメラにはない、楽天ユーザーだけの特権。
それが、オンラインとオフライン(実店舗)を融合させたSPU(スーパーポイントアッププログラム)の活用です。
本記事では、単に「ポイントが貯まる」というレベルを超え、来店予約システムを駆使してSPU倍率を上げ、さらにポイントを二重・三重に獲得するための具体的な手順書として解説します。
楽天ユーザーが家電を購入する際、この手順を踏むか踏まないかで、還元されるポイント数に数千円、場合によっては数万円分の差がつきます。
まずは、なぜこれほどまでに楽天ユーザーにとってビックカメラが有利なのか、その全体像から紐解いていきましょう。
楽天ビックとは?単なる通販サイトではない「連携」の強み
「楽天ビック」と聞くと、楽天市場内にあるビックカメラのオンラインショップを想像する方が多いでしょう。
もちろん、それも正解ですが、真のメリットは楽天市場(オンライン)とビックカメラ実店舗(オフライン)の連携にあります。
通常、ネット通販と実店舗は競合関係になりがちですが、楽天とビックカメラは提携を結ぶことで、どちらを利用してもユーザーが得をする仕組みを構築しました。
特に重要なのが、「来店予約」というシステムです。
これを活用することで、欲しい商品を確実に手に入れるだけでなく、その行為自体が楽天市場での買い物全体のポイント倍率を押し上げるトリガーとなります。
街のビックカメラで「楽天ポイント」を貯める基本ルール
具体的な裏技に入る前に、ビックカメラ実店舗での基本的なポイントルールをおさらいしておきましょう。
ビックカメラでは通常、現金払いで10%の「ビックポイント」が付与されます。
しかし、楽天ポイントカードを提示した場合、付与されるのは「楽天ポイント」になり、基本還元率は5%となります。
こう疑問に思うのは当然です。
しかし、ここで計算に入れるべきなのが「SPUの倍率アップ」と「ポイントの使い勝手」、そして「キャンペーンの重複適用」です。
ビックポイントはビックカメラでしか使えませんが、楽天ポイントは利用範囲が無限大です。さらに、これから解説する手順を踏むことで、表記上の5%還元以上の価値を生み出すことが可能になります。
【実践編】SPUを上げる「来店予約」の具体的な手順
それでは、実際にSPUをアップさせながら商品を購入する具体的なフローを解説します。
この手順は、単に店に行って買うのではなく、事前に「楽天ビック」のサイトを経由することが肝となります。
Step 1:楽天ビック公式サイトで「来店予約」のエントリー
まず最初に行うべきは、キャンペーンへのエントリーです。
楽天ビックのトップページ、またはSPUのページから「楽天ビック来店予約」のエントリーボタンを押します。
これは時期によって開催状況が異なる場合がありますが、楽天スーパーSALEやお買い物マラソンの時期に合わせて高還元キャンペーンが行われていることが多いです。
Step 2:欲しい商品を探して「店舗在庫」を確認する
次に、楽天ビック(楽天市場店)内で欲しい商品を検索します。
商品ページを開くと、「在庫を見る(店舗在庫・展示)」や「実店舗に取り置き・取り寄せ」といったボタンが表示されています。
ここが非常に便利な機能で、わざわざ電話で確認しなくても、近隣の店舗に在庫があるかどうかが一目でわかります。
Step 3:来店予約(取り置き依頼)を完了させる
在庫がある店舗を選択し、「来店予約(取り置き依頼)」を行います。
この操作を行うことで、以下のメリットが発生します。
- 店舗に行ったら売り切れていた、という事態を防げる
- 店員に商品画像を見せて探してもらう手間が省ける
- サービスカウンターでスムーズに受け取れる
そして何より、この「楽天ビック経由での予約&購入」というプロセスが、SPUやキャンペーン適用の条件となっているケースが多いのです。
Step 4:店舗で「楽天ポイントカード」を提示して購入
予約完了メールを受け取ったら、指定した店舗へ向かいます。
会計時に必ず行うべきは、楽天ポイントカード(またはアプリ)の提示です。
ここで「ビックポイントカード」を出してしまうと、楽天ポイント関連のキャンペーン対象外になってしまう可能性があるため、楽天経済圏で生きると決めたなら、ここは迷わず楽天ポイントカードを提示しましょう。
ポイント二重取り・三重取りを実現する決済の裏技
ここでは「楽天経済圏」に特化した決済ルートを解説しますが、PayPayなど他のコード決済や、ビックカメラSuicaカードを使った場合の還元率と比較したい場合は、以下の「支払い方法完全網羅」記事も参考にしてください。

来店予約で商品の確保とSPU条件のクリアはできました。次は「決済方法」でさらなるポイント獲得を狙います。
単に現金で払うのは非常にもったいないです。ここでは、楽天ユーザーに最適な決済ルートを提案します。
ルートA:楽天Pay(楽天カード払い)を活用する
最もシンプルかつ還元率が高いのが、楽天Payの活用です。
- 提示:楽天ポイントカード(最大5%還元)
- 決済:楽天Payアプリ(楽天カード紐付け払い)
楽天Payは、支払い元を楽天カードに設定することで、チャージ不要でポイント還元を受けられます。
また、楽天Pay自体が開催している「ポイント還元キャンペーン」などが適用される場合があり、提示分のポイントとは別に、決済分のポイントが二重取りできます。
ルートB:Suica(楽天カードチャージ)を活用する
もし、購入金額が2万円以下(Suicaのチャージ上限)であれば、楽天カードからチャージしたSuicaで支払う方法も有効です。
- 提示:楽天ポイントカード(最大5%還元)
- チャージ:楽天カードからSuicaへチャージ(0.5%還元)
- 決済:Suicaで支払い
ただし、ビックカメラでは交通系ICカード決済は現金同等の10%還元扱いになることが多いですが、楽天ポイントカードを提示した時点で還元率は5%に固定されます。
そのため、このルートを使うメリットは「電車の乗り降りやコンビニ利用で端数が出たSuica残高を使い切りたい」といった場合に限られます。基本的にはルートAの楽天Pay、または楽天カード直接決済が管理しやすくおすすめです。
ヨドバシカメラには真似できない「期間限定ポイント」の消化
親記事で比較したヨドバシカメラにはなく、ビックカメラ(楽天ビック)にある最大の強み。
それは「期間限定楽天ポイントの消化先として最強」であることです。
お買い物マラソンやSPUで獲得した楽天ポイントには、短い有効期限(約45日など)が設定されている「期間限定ポイント」が多く含まれます。
これを失効させてしまうのが、楽天ユーザー最大の損失です。
ビックカメラでは、この期間限定ポイントを使って家電を購入することができます。
ヨドバシカメラのゴールドポイントは、基本的にヨドバシ内での購入で貯まり、ヨドバシ内で使うという「閉じた円」の中にあります。
一方、楽天ビックを活用すれば、日用品や食品で貯めたポイントで最新家電を買い、その家電を買う行為がまた次の日用品購入のポイント倍率を上げるという「拡大するスパイラル」を生み出せるのです。
まとめ:楽天ユーザーは「来店予約」を使い倒せ
楽天ユーザーがビックカメラを選ぶべき理由は、単にポイントが使えるからだけではありません。
「来店予約」というアクションを挟むことで、在庫確保の確実性を高めつつ、SPUやお買い物マラソンの買い回りに貢献できる点こそが、ヨドバシカメラにはない圧倒的なメリットです。
最後に、今回紹介した手順をリスト化します。次回ビックカメラへ行く前に、必ずチェックしてください。
- Step 0:SPUやキャンペーンにエントリー済みか確認
- Step 1:楽天ビック公式サイトで商品を検索
- Step 2:「店舗在庫」を確認し、来店予約(取り置き)を実行
- Step 3:店舗へ行き、楽天ポイントカードを提示
- Step 4:楽天Payまたは期間限定ポイントで支払い
特に「実物を見てから買いたいが高価な家電」ほど、この手法の効果は絶大です。
親記事で触れた通り、ヨドバシ.comに分がある場合もありますが、「ポイント還元による実質価格」と「経済圏での相乗効果」を考えるなら、楽天ユーザーの最適解は間違いなくビックカメラです。
この裏技を駆使して、賢く、お得に、最新家電を手に入れてください。

