物価高が続く中でも、ランニングやウォーキングは気軽に始めたいもの。そこで注目されるのが、Amazonや楽天市場などで「5000円以下」で販売されている有名ブランドのランニングシューズです。
特に人気なのがアディダスの「Galaxy6(ギャラクシー6)」ですが、実は同価格帯には強力なライバルたちがひしめき合っています。
この記事では、ギャラクシー6を軸に、アディダスの兄弟モデル「Duramo(デュラモ)」や、日本人の足を知り尽くした「ミズノ・アシックス」の入門モデルを徹底比較。
安物買いの銭失いにならないための、用途別「本当に使える一足」を決定します。
なお、ギャラクシー6単体の詳しいサイズ感や履き心地のレビューについては、以下のメイン記事で詳しく解説しています。

5000円以下で買える「格安ランニングシューズ」の勢力図
実売価格が4000円〜5000円台のランニングシューズ市場は、まさに激戦区です。この価格帯で購入できるシューズは、主に以下の2つのパターンに分類されます。
今回比較する「ギャラクシー6」やライバルの「ミズノ・マキシマイザー」「アシックス・ジョルト」などは、後者のエントリーモデルの代表格です。
これらはトップアスリート向けの機能を削ぎ落とす代わりに、「耐久性」や「日常使いのしやすさ」に特化しているのが特徴です。
【身内対決】Galaxy6 vs Duramo SL(デュラモ)
まず比較すべきは、同じアディダス内でのライバル「Duramo(デュラモ) SL」シリーズです。価格帯が非常に近く、見た目も似ていますが、その中身は「似て非なるもの」です。
決定的な違いは「ミッドソールの素材」
この2つの最大の違いは、クッション素材にあります。
用途による使い分け
もしあなたが「普段履きやウォーキング、立ち仕事」で使うなら、足裏への当たりが優しい「ギャラクシー6」が圧倒的におすすめです。重量はありますが、その重厚感が安定した歩行をサポートします。
一方で、「週に数回のジョギング」が主目的で、少しでも軽く走りたいのであれば、「デュラモ SL」の方が適しています。ギャラクシー6の315gに対し、デュラモはモデルによりますが若干軽量に作られていることが多いからです。
【日独対決】Galaxy6 vs ミズノ・アシックス
次に、日本人の足に定評のある国内メーカー、ミズノの「マキシマイザー」およびアシックスの「JOLT(ジョルト)」と比較します。これらは通学靴や作業靴としても絶大な人気を誇るロングセラーです。
足幅(ワイズ)の広さとフィット感
日本のエントリーモデルは、基本的に「幅広甲高」を前提に作られています。
・アディダス・ギャラクシー6:アディダスの中では幅広設計だが、日本メーカーの3Eに比べると、特につま先部分の高さやアーチ部分が「ややタイト」に感じる場合がある。
「絶対に足を締め付けたくない」という方や、極端な幅広足の方は、ミズノのマキシマイザーの方がストレスが少ないでしょう。
耐久性とデザイン性のトレードオフ
日本メーカーの低価格モデルは、「部活生の激しい使用」にも耐えうる頑丈な作り(人工皮革の補強など)が魅力ですが、どうしても「運動靴感」が強くなりがちです。
対してギャラクシー6は、メッシュ素材を多用し、ロゴの配置もスタイリッシュ。「街履きしても恥ずかしくないデザイン」という点では、アディダスに軍配が上がります。
結論:5000円以下で選ぶならコレだ!
それぞれの特徴を踏まえ、目的別に「買うべき一足」を断言します。
アディダス「Galaxy 6」を選ぶべき人
・硬い靴底よりも、モチモチとした柔らかいクッションが好き。
・「ウォーキング7割:ランニング3割」くらいのライトユーザー。
アディダス「Duramo SL」を選ぶべき人
・フワフワしすぎる靴だと逆に疲れるため、適度な反発力が欲しい。
・少しでも軽い靴がいい。
ミズノ「マキシマイザー」/ アシックス「JOLT」を選ぶべき人
・仕事や作業で毎日ガシガシ履き潰したい。
・デザインよりも「日本メーカーの安心感と絶対的な履きやすさ」を優先する。
まとめ:ギャラクシー6は「最強の普段履き兼ランシュー」
徹底比較した結果、アディダス・ギャラクシー6の立ち位置は、「おしゃれさと快適性のバランスが取れた万能シューズ」であることが明確になりました。
本格的なマラソン練習には向きませんが、5000円以下で手に入る靴の中で、これほどクッション性が高く、見栄えが良いシューズは貴重です。
・普段履きと兼用でコストを抑えたい
そう考えているあなたにとって、ギャラクシー6は間違いなく「買い」の一足と言えるでしょう。
