iPhoneにBluetoothキーボードを接続しようとしたのに、
・デバイスが表示されない
・接続済みにならない
というトラブルはよくあります。
特に、Ewin BT5.1などの外部キーボードは便利な反面、設定のちょっとした違いで接続できなくなることがあります。
この記事では、初心者でもすぐ試せる
をわかりやすくまとめています。
どのBluetoothキーボードでも使える内容になっているので、ぜひ順番に確認してみてください。
1. iPhone側のBluetoothがオフになっていないか確認
接続できない理由の半数が「Bluetoothオフ」です。
コントロールセンターや設定アプリでBluetoothがオンになっているかを最初にチェックしましょう。
になっていればOKです。
もしここでオフなら、オンに切り替えて、キーボード名が表示されるか確認します。
2. キーボードの電源が入っていない・ペアリングモードになっていない
Bluetoothキーボードは、電源オン+ペアリングモードになっていないとiPhoneが認識しません。
特に折りたたみタイプの場合は、
・Connectボタン長押しでペアリングモード
など、機種ごとに仕様が異なります。
LEDが青く点滅している状態が「ペアリング待ち」です。
点滅していない場合は長押しするか、スイッチの位置を確認してください。
3. 近くに別のデバイスとつながっていないか
Bluetoothは1対1でつながる仕組みなので、
以前ペアリングしたiPad・PC・Android端末などにつながっていると、iPhoneからは見えないことがあります。
・他のデバイスのBluetoothをオフにする
・キーボードの電源を入れ直す
これだけでつながることが多いです。
4. iPhoneに表示されている“古いデバイス情報”が邪魔している
過去に接続していた情報が残っていると、正しくペアリングできない場合があります。
この操作をすると、Bluetooth情報が完全にリセットされ、再ペアリングが成功しやすくなります。
5. キーボードのバッテリー残量が不足している
意外と多い原因がバッテリー不足です。
Bluetooth機器は電池残量が少ないと、
・すぐ切断される
・反応しない
などの症状が出ます。
Ewin BT5.1の場合、青LEDが点滅したらバッテリー不足のサインです。
一度充電してから再度試してみてください。
6. iPhoneを再起動すると治ることが多い
設定は合っているのに接続できない場合、iPhone側の一時的な不具合が原因です。
・電源を切って再起動
・Bluetoothを一度オフ→オン
これだけで改善するケースが非常に多いです。
7. キーボードの配列変更や特殊キー設定が干渉している場合
特にVoiceOverユーザーは、Caps LockをVOキーに設定している場合など、
「修飾キー設定」が干渉して接続が安定しないケースがあります。
ここで設定を初期状態に戻すと改善することがあります。
8. Bluetoothの上限接続に達している
iPhoneは一度に複数のBluetooth機器と接続できますが、
一定数を超えると不安定になります。
・スピーカー
・車載Bluetooth
・スマートウォッチ
などを多用している人は、
不要な接続を一度解除してみてください。
9. 機器同士の距離が遠すぎる・間に障害物がある
Bluetoothは基本的に10m〜15m程度が上限です。
また、金属机、壁、電子レンジなどがあると電波が弱くなります。
接続できない場合は、
・机の上で障害物を避ける
といった工夫も効果的です。
10. それでも接続できない時の最終手段「すべての設定をリセット」
どうしても接続できない場合、iPhone側の設定に問題がある可能性があります。
その際は次の方法で設定をリセットできます。
※ 写真やデータは消えません
※ Wi-Fi設定やBluetooth設定は初期化されます
最終手段ではありますが、高確率でBluetoothの異常が改善します。
まとめ
BluetoothキーボードがiPhoneと接続できない原因の多くは、
・ペアリングモードになっていない
・バッテリー不足
・古い接続情報
といった基本部分にあります。
この記事の手順を上から順番に試すことで、ほとんどの接続トラブルは解消できます。
外部キーボードは文章作成やVoiceOver操作を大きく効率化する便利なツールです。
正しく接続して、快適な入力環境を整えましょう。

