イワタニ風暖の燃費は本当に悪いのか?ランニングコストの試算と効率的な使い方

家電
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・イワタニの風暖、すごく便利そうだけど燃費が悪いって聞くし…
・暖かさは魅力的だけど、維持費で後悔したくない

そんな不安を抱えて、購入ボタンを押せずにいませんか?

確かに、風暖の燃費は、カタログスペックだけを見ると決して良くはありません。

しかし、「燃費が悪い=使えない」と判断するのは早計です。なぜなら、風暖には電気や灯油にはない圧倒的な「機動力」と「即暖性」があるからです。

この記事では、風暖の「1時間あたりのリアルなコスト」を徹底的に試算し、電気ヒーターや石油ファンヒーターと比較。その上で、コストを抑えながら快適さを最大化する「賢い使い方」を深堀りします。

数字を知れば、漠然とした不安は消え、あなたのライフスタイルに合うかどうかがハッキリと見えてくるはずです。

イワタニ風暖の1時間あたりのコストを徹底試算

まずは、一番気になるお金の話から始めましょう。 風暖の燃料はカセットガスです。カセットガスの価格は購入場所やブランドによって大きく異なりますが、ここでは一般的な市場価格を基に算出します。

【試算の前提条件】 ・カセットボンベ1本(250g)の価格設定  A:純正イワタニカセットガス(3本パック約900円)=1本約300円  B:安価な互換カセットガス(3本パック約450円)=1本約150円

・風暖の連続燃焼時間(気温20〜25℃のとき)  標準モード:約103分(約1.7時間)  弱モード:約150分(約2.5時間)

標準モードでのランニングコスト

標準運転(最大火力 2.0kW)で使用した場合のコスト計算です。

・純正ガス(1本300円)の場合 300円 ÷ 1.7時間 ≒ 約176円/1時間

・安価ガス(1本150円)の場合 150円 ÷ 1.7時間 ≒ 約88円/1時間

弱モードでのランニングコスト

省エネモードである弱運転で使用した場合のコスト計算です。

・純正ガス(1本300円)の場合 300円 ÷ 2.5時間 ≒ 約120円/1時間

・安価ガス(1本150円)の場合 150円 ÷ 2.5時間 ≒ 約60円/1時間

安価なガスを使っても大丈夫? メーカー推奨は当然「純正イワタニカセットガス」です。低温時の着火性能やガスの成分配合が最適化されているため、冬場の使用では純正の方が最後まで火力が安定します。しかし、ランニングコストを抑えるために、自己責任で安価なJIA認証マーク付きのボンベを使用しているユーザーも多く存在します。

電気ヒーター・石油ファンヒーターとのコスト比較

「1時間176円」と言われても、高いのか安いのかピンとこないかもしれません。 そこで、競合となる暖房器具と比較してみましょう。

1. セラミックファンヒーター(電気) ・消費電力:1200W(強運転) ・電気代単価:31円/kWh(目安) ・計算:1.2kW × 31円 ≒ 約37.2円/1時間

2. 石油ファンヒーター(灯油) ・燃料消費量:約0.2L/h(木造9畳用の中火力想定) ・灯油価格:120円/L(目安) ・計算:0.2L × 120円 ≒ 約24円/1時間 (※電気代は微々たるものなので省略)

3. エアコン(電気) ・消費電力:安定時平均 500W〜800W程度 ・計算:0.5〜0.8kW × 31円 ≒ 約15.5円〜24.8円/1時間

結論:風暖の燃費は「数値上は悪い」

数字を並べてみると一目瞭然です。 灯油やエアコンと比較すると、風暖のランニングコストは約5倍〜7倍近く高くなります。安価なガスを使ったとしても、電気ヒーターの倍以上のコストがかかります。

「やっぱり風暖はコスパが悪いからやめようかな…」

そう思うのはまだ早いです。 この「高いコスト」を払ってでも風暖が選ばれ続ける理由が、まさにここからの話になります。

コスト以外の「風暖」の魅力やスペック、安全機能については、以下の記事で詳しく解説しています。基本的な性能を把握したい方は、合わせてご覧ください。

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コスト高を覆す「時間単価」と「快適性」の考え方

風暖を「リビングで一日中つけっぱなしにするメイン暖房」として使うなら、確かに不経済です。 しかし、風暖の真骨頂は「スポット暖房」としての利用にあります。

1回15分の使用なら「数十円」の贅沢

例えば、真冬の脱衣所。 お風呂に入る前後の15分間だけ寒い思いをするのは辛いですよね。この「15分」を風暖で暖めるといくらかかるでしょうか?

・標準モード(純正ガス使用)の場合 1時間176円 ÷ 4 = 約44円/15分

・標準モード(安価ガス使用)の場合 1時間88円 ÷ 4 = 約22円/15分

たった数十円で、あの凍えるような寒さから解放され、ヒートショックのリスクも軽減できるとしたらどうでしょう? 「缶ジュース1本よりも安い金額」で、圧倒的な快適と安全が買えるのです。

「コードレス・即暖」はお金で買えないメリット

他の暖房器具との決定的な違いは、「準備の手間」と「場所の制約」がないことです。

・コンセントを探す必要がない 脱衣所、トイレ、玄関、キッチン、書斎の足元。コードが届かない場所でも、ポンと置いてすぐに点火できます。

・灯油を入れる手間がない 重いポリタンクを運ぶ必要も、給油で手が臭くなることもありません。

・1分で温風が出る 特許技術の「熱電発電」により、点火後すぐにファンが回り始めます。電気ヒーターよりもパワフルな温風が、冷え切った体を即座に包み込みます。

この「暖まりたい瞬間に、どこでもすぐに暖まれる」という体験価値こそが、高いランニングコストを支払う対価なのです。

ランニングコストを抑える効率的な使い方

とはいえ、少しでもガス代は節約したいもの。 ここからは、風暖ユーザーが実践している効率的な運用テクニックを紹介します。

1. 「標準」で一気に暖めて「弱」で維持する

最初から「弱」モードにするのは逆効果になることがあります。 まずは「標準」モードで点火し、部屋や身体を一気に暖めます。ファンが勢いよく回り、室温が上がったタイミングで「弱」に切り替えましょう。 「弱」モードならガスの消費を約30%カットでき、1本のボンベで2時間半近く持たせることが可能です。

2. 狭い空間・閉じた空間で使う

風暖の適用畳数は、木造で5畳までです。 広いリビング全体を暖めるのには向きません。脱衣所やトイレ、キッチンなどの「狭く区切られた空間」で使用することで、熱が逃げず、短時間で効率よく室温を上げることができます。ドアを閉めて使うのが鉄則です。

3. ボンベの「まとめ買い」を活用する

コストを下げる一番確実な方法は、カセットガスの調達価格を下げることです。 防災備蓄も兼ねて、Amazonや楽天のセール時、ホームセンターの特売日に12本入りや48本入りの箱買いをしておきましょう。 単価を200円以下に抑えられれば、ランニングコストへの心理的ハードルはぐっと下がります。

4. 「足元」を狙い撃ちする

風暖はファンヒーターなので、温風を飛ばすことができます。 部屋全体を暖めようとせず、デスクワーク中の足元や、キッチンで立っている足元など、「人」に向けて直接温風を当てる使い方が最も効率的です。これなら、設定が「弱」でも十分に暖かさを感じられます。

まとめ:風暖は「時間を買う」暖房器具

イワタニ風暖の燃費について検証してきましたが、いかがでしたでしょうか。

・燃費性能:1時間あたり約90円〜180円と、電気や灯油に比べて割高。 ・メリット:コードレス、軽量、即暖性、電源不要。 ・最適な用途:脱衣所やキッチンなどの「短時間・スポット暖房」。

確かに燃費は悪いですが、それは「コンセント不要でファンヒーターが使える」という唯一無二の機能とのトレードオフです。

「寒い!」と感じてから暖まるまでの時間を短縮し、面倒な準備の手間をなくす。 風暖は、単なる暖房器具ではなく、「冬の快適な時間」を買うためのツールと言えるでしょう。

防災用として購入しつつ、普段は「贅沢なスポット暖房」として活用する。 この使い分けができる人にとって、風暖は決して「高い」買い物にはなりません。

ぜひ、あなたの生活スタイルに合わせて、賢く取り入れてみてください。

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