【脱プラ】おすすめ電気ケトル実機レビュー|メリタ(ステンレス)とlatuna(ガラス)の使用感

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【脱プラ】おすすめ電気ケトル実機レビュー|メリタ(ステンレス)とlatuna(ガラス)の使用感

毎日使うお湯だからこそ、においや成分を気にせず美味しく飲みたいものです。

プラスチックのにおいが苦手」「健康への影響が心配」という理由で電気ケトルの買い替えを検討している方にとって、選択肢となるのが「ステンレス製」と「ガラス製」です。

しかし、いざ購入しようとすると、「中身が見えないのは不便じゃない?」「ガラスは割れやすくない?」といった具体的な使い勝手が気になります。

この記事では、脱プラスチックの有力候補として人気の「メリタ(Melitta)プライムアクアミニ」と「Latuna ガラス製電気ケトル」を実際に比較し、その特徴と、正直なデメリット(スイッチの脆さや重さなど)を徹底レビューします。

なお、なぜプラスチック製ケトルから買い替えるべきなのか、その根本的な理由や安全性については、以下の記事で詳しく解説しています。まずはこちらで知識を深めてから、自分に合う素材を選んでみてください。

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メリタとLatuna、選ぶならどっち?比較の結論

結論から言うと、この2機種は「何を最優先するか」で選び方が明確に分かれます。

機種選びの結論メモ

  • メリタ(ステンレス)

    とにかく「お湯への臭い移りゼロ」と「耐久性」を重視する人向け。中が見えなくても良い、実用性重視派。

  • Latuna(ガラス)

    沸騰の状態を目で確認したい」「デザイン性」を重視する人向け。少し重くても、おしゃれなキッチンを目指す派。

それぞれの機種について、カタログスペックでは分からない「リアルな使用感」を深堀りしていきます。

【メリタ】ステンレス製「プライムアクアミニ」の実機レビュー

コーヒー機器メーカーとして有名なドイツのメリタ(Melitta)が手がけるステンレスケトルです。

最大の特徴は、本体がすべて高品質なステンレスで作られているため、プラスチック臭が全くしないという点です。

メリット:圧倒的な清潔感と保温性

実際に使ってみて感じる最大のメリットは、やはり「味とにおい」の変化のなさです。

安価なプラスチック製ケトルで沸かしたお湯は、独特のカルキ臭や樹脂のにおいが混ざることがありますが、メリタのステンレスケトルは完全に無臭です。白湯を飲んだ時にその差は歴然とします。

また、ステンレス特有の遮光性と密閉性により、沸騰までのスピードが比較的早く、沸いた後もすぐには冷めにくいという利点があります。

メリタの良かった点

  • 水に触れる部分がほぼステンレスで安心感が違う
  • 口が広く、手を入れて中まで丸洗いできる
  • 注ぎ口の形状が良く、コーヒーのドリップもしやすい

デメリット:スイッチの耐久性と水量の見にくさ

一方で、購入前に知っておくべき明確なデメリットも存在します。特に多くのユーザーが指摘するのが「スイッチ」と「水量計」の問題です。

気になる点:水量の確認が難しい

デザイン性を優先しているためか、水量を測るメモリ(窓)がハンドルの真裏(持つ手側)に配置されています。水を入れながら水量を確認しようとすると、自分の手が邪魔でメモリが見えません。

また、長期間使用しているユーザーからは、電源スイッチの耐久性に関する声も挙がっています。

スイッチのレバーがプラスチック製で、数年の使用で折れてしまった。本体は丈夫なステンレスなのにもったいない。

スイッチ操作は優しく行う必要があり、乱雑に扱うと破損の原因になる点は注意が必要です。また、沸騰直後はステンレスの本体表面が非常に高温になるため、小さなお子様がいる家庭では置き場所に配慮が必要です。

【Latuna】ガラス製電気ケトルの実機レビュー

Latunaは、耐熱ガラスを使用した透明なボディと、沸騰時に点灯するLEDライトが特徴の「映える」電気ケトルです。

お湯が沸いている様子が見える」というのは、単なるデザインだけでなく、機能的なメリットも大きいです。

メリット:透明感と沸騰状況の可視化

ガラス製の最大の利点は、フタを開けなくても中身の状態がひと目で分かることです。

あとどれくらいで沸くかな?」と思った時、ボコボコと泡立つ様子を見るだけで判断できます。また、汚れやカルキの付着もすぐに発見できるため、掃除のタイミングを逃さず、常に清潔な状態を保ちやすいという衛生面でのメリットもあります。

Latunaの良かった点

  • 沸騰時のブルーLEDが幻想的でキッチンがおしゃれになる
  • プラスチック臭がなく、お湯の味がクリア
  • 空焚き防止機能など、日本メーカー監修の安心感がある

デメリット:重さと破損のリスク

ガラス製ゆえの弱点も明確です。ステンレスやプラスチックに比べて、本体重量が重くなります。

水を入れると1kgを超えるため、片手で持って注ぐ際に、手首への負担を感じる人もいるでしょう。

気になる点:割れるリスクへの恐怖心

強化ガラスを使用しているとはいえ、やはりガラスです。シンクで洗っている最中に蛇口にぶつけたり、落としたりすれば割れる可能性があります。

また、口コミではフタの構造に関する指摘も見られます。

本体はガラスだが、フタの裏側(蒸気が当たる部分)やフィルター枠にはプラスチックが使われているため、完全な脱プラを求める人には少し惜しい仕様。

完全にプラスチックを排除したいというよりは、ガラスの清潔感とデザインを楽しみつつ、主要部分のプラスチックを減らしたい」という層にマッチする製品と言えます。

総合評価:あなたのライフスタイルに合うのは?

メリタとLatuna、どちらも「プラスチック臭からの解放」という目的は達成できますが、日々の使い勝手は大きく異なります。

メリタ(ステンレス)がおすすめな人

  • 道具としての「丈夫さ」を最優先したい
  • 白湯やコーヒーの味にこだわり、微量なプラスチック臭も許せない
  • 中が見えなくても、決まった量の水を沸かせれば十分
  • 割れる心配をせずにガシガシ洗いたい

Latuna(ガラス)がおすすめな人

  • キッチンのインテリアにこだわりたい
  • お湯が沸く様子を見て癒やされたい
  • 汚れを目で見て確認し、こまめに掃除するのが苦ではない
  • 本体が少し重くても、見た目の美しさを取りたい

まとめ:脱プラケトルで安心なティータイムを

プラスチック製ケトルへの不安から脱却するために、ステンレス製のメリタとガラス製のLatunaを比較しました。

耐久性と実用性を取るならメリタ、視認性とデザインを取るならLatunaという選び方が失敗のない基準です。

どちらを選んだとしても、プラスチック特有のにおいから開放されたお湯は、いつものコーヒーや紅茶の味を一段階引き上げてくれるはずです。

毎日使うものだからこそ、健康と満足感に直結する素材選びを大切にしてください。

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