Apple製品の初期不良・返品ガイド|ADSC支店からの箱潰れや14日以内返金の申請手順

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ADSC支店からようやく荷物が届いた!と喜び勇んで受け取ったものの、外箱が凹んでいたり、開封してみたら電源が入らなかったり……そんなトラブルに直面していませんか?

あるいは、「高額な買い物だから、もし自分に合わなかったらどうしよう」と購入を迷っている方もいるかもしれません。

結論から言うと、Apple Online Storeで購入した製品は、「どのような理由であっても」受け取りから14日以内なら返品・返金が可能です。

この記事では、ADSC支店(配送センター)から届いた荷物のトラブル対応や、開封済みでもOKな「Appleの返品マジック」、そして具体的な申請手順を画像なしでもわかるように徹底解説します。

そもそも「ADSC支店」とはどこにあって、注文からどれくらいの日数で届くのが通常なのでしょうか? 注文から追跡ステータスの変化、実際に手元に届くまでの詳細な流れについては、以下の記事で完全解説しています。

Apple Online Store最強のメリット「14日以内返品保証」とは

Apple製品を家電量販店やAmazonではなく、あえて「Apple公式サイト(オンラインストア)」で購入する最大のメリット。それは、使用済み・開封済みであっても返品ができるという点です。

「気に入らなかった」という理由でも返品OK

通常のネット通販では「お客様都合の返品(イメージ違いなど)」は断られることがほとんどです。しかし、Appleは違います。

  • 色が思っていたのと違う
  • サイズが手に馴染まない
  • スペックが足りなかった(逆に高すぎた)

このような理由でも、製品受け取りから14日以内であれば、全額返金で返品が可能です。これは、Appleが自社製品の品質に絶対の自信を持っていることと、ユーザー体験を最優先しているためです。

開封して電源を入れてしまっても大丈夫?

大丈夫です。たとえ保護フィルムを剥がして電源を入れ、数日間使用した後であっても、期間内であれば返品を受け付けてくれます。

ただし、以下の場合は対象外となる可能性があるため注意が必要です。

返品不可の可能性があるケース

・ユーザーの過失により、製品にキズや破損が生じた場合

・同じ製品を何度も大量に購入・返品を繰り返している場合(転売・悪用認定)

・ソフトウェアのライセンスキーなど、一部の製品

常識的な範囲で「試してみたけど合わなかった」というケースであれば、ほぼ確実に受理されます。

ADSC支店から届いた荷物の「箱潰れ・汚れ」への対応

海外(主に中国)から出荷され、ADSC支店を経由して届くApple製品。長い旅路を経てくるため、配送ダンボールにダメージがあることは珍しくありません。

茶色の「輸送用ダンボール」の凹みは交換対象外

Apple製品は通常、白い化粧箱(製品パッケージ)が、茶色の輸送用ダンボールに入って届きます。

もし、茶色のダンボールがボロボロでも、中の白い化粧箱が無事なら交換はできません。これはあくまで「梱包材」としての扱いだからです。

白い「化粧箱」まで貫通している傷の場合

問題は、衝撃が強く「中の白い箱(製品パッケージ)」まで凹んでいる場合です。

Apple製品は「箱も含めての商品」と考えるファンも多いですが、Appleのサポート基準では「製品本体に影響がない箱のダメージ」での交換は渋られる傾向にあります。

しかし、ここで前述の「14日以内返品」が活きます。もし箱のダメージがどうしても許せない場合は、「交換」を交渉するよりも、一度「返品」して「買い直す」方がスムーズな場合が多いのです。

初期不良・傷があった場合のベストな対処法

開封直後に「画面に傷がある」「塗装が剥げている」「動作がおかしい」といった初期不良が見つかった場合の手順を解説します。

1. Appleサポートへ連絡(交換対応)

明らかな初期不良の場合、Appleサポート(電話またはチャット)に連絡すれば、新品との交換手配をしてくれます。

メリット

  • 手元の不良品を配送業者が引き取りに来ると同時に、新品を渡してくれる(同時交換)ケースがある。
  • 在庫が確保されやすい。

デメリット

  • オペレーターとのやり取りが発生し、状況説明が必要。

2. WEBから返品申請して買い直す(おすすめ)

個人的におすすめなのが、不良品をWEB上で「返品処理」し、即座に新規で「注文し直す」方法です。

この方法だと、誰とも会話せずに手続きが完了します。「初期不良の証明」などを電話で説明するストレスがありません。

【図解なしでもわかる】返品・返金手続きの具体的な手順

では、実際に返品する際の手順をステップバイステップで解説します。スマホやPCのブラウザから簡単に行えます。

STEP1:注文履歴(Order Status)にアクセス

Apple公式サイトにログインし、右上のバッグアイコンから「注文」または「ご注文の配送状況」をクリックします。

STEP2:「商品を返品する」を選択

該当する注文詳細画面を開くと、受け取りから14日以内であれば「商品を返品する」というリンクが表示されています。これをクリックします。

STEP3:返品したい製品と理由を選択

返品するアイテムにチェックを入れます。返品理由はプルダウンから選びますが、自己都合(イメージ違い)の場合は「心変わり/自分には不向き」などを選べばOKです。

※初期不良の場合は「製品の不具合」を選択しても良いですが、買い直しをするなら「不向き」を選んでも手続き上の問題はありません。

STEP4:返送方法を選ぶ(ヤマト運輸が基本)

返送方法として以下の2つが提示されます。

  • 配送業者による持ち込み(営業所へ持ち込む)
  • 集荷依頼(自宅に取りに来てもらう)

Appleの返品は基本的に着払い(送料無料)です。ヤマト運輸の営業所へ持ち込む場合は、発行されたQRコードを見せるだけで伝票記入も不要です。

STEP5:梱包して発送

届いた時の茶色のダンボールに製品を戻し、ガムテープで封をします。緩衝材なども元通りに入れておきましょう。 ※Apple Watchのバンドなど、細かい付属品の入れ忘れに注意してください。

返金はいつされる?クレジットカードとAppleギフトカードの違い

返品した製品がADSC支店(返品センター)に到着し、受領処理が完了すると返金手続きが始まります。支払い方法によって返金スピードが異なります。

Apple Gift Card払いの場合

最も早いです。返品受領から通常3営業日以内に、Appleアカウントの残高として戻ってきます。すぐに次の製品を注文できます。

クレジットカード払いの場合

カード会社の締め日によりますが、実際に口座に返金(または相殺)されるまで1ヶ月〜2ヶ月かかる場合があります。 「買い直し」をする場合、一時的に2台分の請求枠が埋まることになるため、カードの限度額には注意が必要です。

まとめ:ADSC支店からの到着後は早めのチェックを

Apple製品は、ADSC支店を出発してから私たちの手元に届くまで、多くの期待を背負ってやってきます。

万が一トラブルがあっても、Appleは世界最高水準の返品対応を用意しています。「14日以内」という期間さえ守れば、ユーザーが損をすることはまずありません。

届いたらまずは箱を開け、製品を愛でつつ、動作確認をしっかり行いましょう。もし違和感があれば、迷わずこの「魔法の返品システム」を利用してください。

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