東横イン会員になるデメリットとは?ポイント失効や店舗による制限などの注意点

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東横インの会員制度「東横INNクラブ」は、業界最強クラスの還元率を誇ると言われています。しかし、光があれば影があるように、すべてのユーザーにとって最適解であるとは限りません。

ライフスタイルや利用目的によっては、会員になることで逆にお金や手間を損してしまうケースも存在します。

この記事では、公式サイトでは大きく語られない「デメリット」や「注意点」に焦点を当て、あなたが本当に会員になるべきかどうかの最終判断材料を提供します。

もし、まだメリットについても詳しく知らないという場合は、先に以下の全体像を解説した記事に目を通すことをおすすめします。メリットとデメリットの両面を理解することで、より賢い選択ができるようになります。

東横イン会員制度の真実!メリットだけじゃないデメリットも解説!
東横インは、ビジネスや観光で便利な立地を選び、全国各地に展開しているホテルチェーンです。低価格で清潔な客室が選べるので、多くの旅行者に選ばれています。 この記事では、東横インの基本情報と、その会員プログラムのメリットについて詳しく見ていきま...

それでは、東横イン会員のリアルなデメリットについて、包み隠さず深掘りしていきましょう。

▼デメリットを確認する前に、もし会員特典をフル活用できた場合にどれだけお得になるのか、その破壊的な割引システムを知りたい方は以下の記事をご覧ください。

東横インの会員特典とポイントシステムを徹底解説!割引や還元を使い倒す方法
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東横イン会員の「落とし穴」とは?入会前に知っておくべき3つのリスク

年会費無料だから、とりあえず作っておけばいい」 そう考える人も多いですが、東横インの会員制度には、入会金という初期コストや、運用上の厳格なルールが存在します。

特に注意すべきなのは、以下の3つのポイントです。

・1,500円の入会金を取り戻せないリスク ・普段使いの予約サイト(楽天・じゃらん等)が使えなくなる ・「ポイント後付け」が一切できない厳しさ

これらを理解せずに入会すると、「結局、一度も使わなかった」「ポイントが貯まる前にカードをなくした」といった事態になりかねません。それぞれの項目について、具体的な数字やシチュエーションを交えて解説します。

デメリット1:【宿泊頻度】「元が取れない」損益分岐点の真実

東横インの会員になるには、入会金が必要です。年会費は無料ですが、最初のハードルがあることを忘れてはいけません。

1,500円の壁。年に何回泊まればペイできる?

入会金は、一般で1,500円(税込)、学生で1,000円(税込)です。 この初期費用を「会員割引」だけで回収しようとすると、宿泊頻度がカギになります。

平日(月〜土)の割引率は5% 1泊7,000円の部屋に泊まる場合、割引額は350円です。 1,500円 ÷ 350円 ≒ 4.3回 つまり、平日に5泊以上しないと、入会金の元は取れません。

もしあなたが、「今回の出張で1回使うだけ」あるいは「年に1回旅行に行くかどうか」というタイプであれば、会員になる金銭的メリットは薄いと言えます。 「数年に1回」のペースだと、元を取るのに5年もかかってしまい、その間にカードを紛失したり、引っ越して利用機会がなくなったりするリスクの方が高まります。

ただし、日曜・祝日」に泊まる場合は話が別です。 日曜・祝日は割引率が20%に跳ね上がります。7,000円の部屋なら1,400円引きになるため、たった1〜2泊で元が取れます。 「平日にしか泊まらないライトユーザー」にとってのみ、この入会金はデメリットとなり得ます。

「たまにしか使わない」人はOTAの方がお得な場合も

宿泊頻度が低い人の場合、東横インの公式サイトで直接予約するよりも、楽天トラベルやじゃらん、AgodaなどのOTA(オンライントラベルエージェント)を利用した方が、結果的にお得になることがあります。

OTA独自のポイント還元やクーポン、セール(楽天スーパーセールなど)を利用すれば、東横イン会員の5%割引以上の恩恵を受けられる場合があるからです。 「東横インのポイント」を貯めるよりも、「普段貯めている楽天ポイントやPontaポイント」を貯めたい人にとっては、会員制度に縛られることが逆に不自由に感じるかもしれません。

デメリット2:【予約経路】「楽天・じゃらん」ユーザーは会員特典ゼロ

これが最も誤解が多く、かつ致命的なデメリットです。 東横INNクラブの特典(ポイント付与、割引、アーリーチェックイン等)は、原則として「公式サイト(または電話・フロント)」からの予約にしか適用されません

公式サイト予約以外は「ただの客」扱い

例えば、楽天トラベル経由で東横インを予約し、当日フロントで会員カードを提示したとします。 しかし、この場合、以下の特典は一切適用されません

・会員割引(5%OFF / 20%OFF) ・宿泊ポイントの付与(1ポイント) ・アーリーチェックイン(15:00〜)

フロントスタッフに「会員です」と伝えても、「今回は外部サイト経由ですので、特典対象外です」と断られてしまいます(※店舗や時期によりアーリーチェックインのみ温情で対応してくれるケースも稀にありますが、規約上は対象外です)。

つまり、会員特典を受けるためには、使い慣れた予約サイト」を捨てて、「東横イン公式サイト」から予約する手間を受け入れる必要があります。 複数のホテルを比較検討しながら予約したい人や、旅行サイトのランク会員を目指している人にとっては、この「囲い込み」は大きなデメリットとなります。

出張規定で「指定代理店」必須の会社員は要注意

会社の業務命令で出張に行く際、以下のようなルールがある場合は会員になる意味がほとんどありません。

・会社指定の旅行代理店(JTBビジネストラベルなど)を通す必要がある ・会社の経費精算システムと連携している予約サイトしか使えない ・「パック旅行(新幹線+宿泊)」で手配される

これらのケースはすべて「公式サイト予約」ではないため、ポイントが付きません。 「出張が多いからポイントがすぐ貯まるはず!」と期待して入会金を払ったのに、会社の規定で公式サイト予約ができず、1ポイントも貯まらなかったという悲劇はよく聞く話です。

入会前に、自社の出張規定を確認することを強くおすすめします。

デメリット3:【ポイント・特典】「永久不滅」の誤解と制度変更の注意点

東横インのポイントは有効期限がない」 これは基本的には真実ですが、制度の変更や運用ルールにおいて、知っておかなければならない注意点があります。

基本は無期限だが…「無料券廃止」の影響(最新情報)

東横インのポイント自体には有効期限がありません。 しかし、これまでポイントと交換できていたプラスチック製無料宿泊券」が廃止に向かっていることはご存知でしょうか。

東横インは現在、特典のデジタル化を進めており、物理的な無料券の発行を終了し、ポイントによるオンライン予約割引などへ移行しています。 これに伴い、過去に発行された無料券や、今後発行される券に使用期限」が設定されるケースが出てきています。

例えば、古い「有効期限なし」と記載された紙の無料券などが、規約変更により特定の日付(2028年3月末など)をもって無効になるといったアナウンスがなされています。 「永久に使えるから」とタンスの奥に眠らせていると、いざ使おうとした時に紙切れになっている可能性があります。

制度がデジタル移行の過渡期にあるため、定期的に公式サイトのニュースをチェックしないと損をする可能性がある点は、アナログ派のユーザーにとってはデメリットと言えるでしょう。

「カード忘れ」に慈悲はない。ポイント後付け不可の厳しさ

東横インのポイントシステムは、非常に厳格です。 チェックイン時に会員カード(またはアプリ会員証)を提示しなかった場合、後からポイントを付けることは絶対にできません

家に忘れました」「アプリが起動しません」と言っても、その日の宿泊分はポイント対象外となります。また、会員割引も適用されず、通常料金での宿泊となります。 他のポイントカードであれば「レシートを持っていけば後日対応」してくれることもありますが、東横インにはその救済措置がありません。

アプリがあれば大丈夫? アプリ会員証は便利ですが、通信エラーやスマホの充電切れ、ログイン情報の失念などで表示できないリスクがあります。その際、物理カードも持っていなければアウトです。

この「一回のミスも許されない厳しさ」は、うっかり屋さんには厳しい仕様かもしれません。

その他の細かい注意点(海外、リゾート、複数人利用)

ここまで金銭的なデメリットを中心に解説してきましたが、サービスの使い勝手に関する「期待はずれ」な点についても触れておきます。

家族旅行やリゾート利用には不向き

東横インは徹底した「ビジネスホテル」です。 会員特典で安くなるとはいえ、家族旅行で利用する場合、以下の点が気になります。

部屋が狭い:基本はシングル中心の設計で、ツインやダブルもコンパクトです。 ・エキストラベッドがない:大人3人以上で1部屋に泊まることは難しい場合が多いです。 ・特典対象外のホテル:一部のリゾート店舗や海外店舗では、日本の会員特典がフルに適用されない、あるいはポイントの相互利用ができない場合があります(特に海外店舗のルールは国によって異なります)。

会員になったから旅行は全部東横インで!」と意気込んでも、家族からの評判はいまいち…ということになりかねません。あくまで「寝るための場所」と割り切れる人向けです。

会員カードは「本人」しか使えない

当たり前ですが、会員カードの貸し借りは禁止されています。 「今日は夫が泊まるから、妻のカードを持っていく」ということはできません。 宿泊する本人が会員である必要があります。

ただし、会員が代表して予約し、会員本人が宿泊する部屋については特典が適用されますが、同伴者の部屋まで割引になるかどうかはプランによります(基本的には会員本人の部屋のみ特典対象となるケースが多いです)。 グループ旅行で「私が会員だからみんな安くなるよ!」と安請け合いすると、現場で「会員様ご本人のみです」と言われて気まずい思いをする可能性があります。

結論:会員になるべき人、なってはいけない人

ここまで、あえて厳しい視点でデメリットを挙げてきました。 これらを踏まえた上で、あなたが会員になるべきかどうかを整理します。

会員になるべきではない人(デメリットが大きい人) ・年に1回泊まるかどうかの人 ・絶対に「楽天トラベル」や「じゃらん」で予約したい人(ポイントを集約したい人) ・会社の規定で、公式サイトからの予約が禁止されている人 ・スマホやカードの管理が極端に苦手な人

逆に言えば、年に数回は確実に泊まる」「予約は公式サイトからでも苦にならない」という人にとっては、これらのデメリットはほとんど無視できるものばかりです。

東横インの会員制度は、ハマる人にはとことんお得ですが、合わない人には「入会金の無駄」で終わる、白黒はっきりしたシステムです。 あなたの旅行スタイルや出張頻度と照らし合わせて、賢い選択をしてください。

もし、「自分は会員に向いているかも」と感じたなら、次は他社のビジネスホテル(アパホテルやルートインなど)と比較して、本当に東横インがベストなのかを検証してみましょう。

▼「自分には東横インは合わないかも」と感じた方は、アパホテルやルートインなど他社の会員制度と比較して、あなたに最適なホテルを見つけてください。

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