この記事では、特に気に入っている「風暖(KAZEDAN)」について、その魅力を余すところなくご紹介します。
我が家では2018年モデルを導入して以来、冬の必需品となっていますが、現在はさらに性能が向上した2022年モデル(CB-GFH-5)が登場しています。
これらの改良点は、メーカーであるイワタニ社に直接確認した確かな情報です。見た目がスタイリッシュになっただけでなく、ランニングコストも改善されたことで、より選びやすい一台となりました。
災害時の備えとしてはもちろん、日常の「ちょっと寒い」を解決する最強のサブ暖房として、ぜひこの実力をお試しください。新型と旧型の詳細な比較や、どちらを買うべきかの判断基準については、別記事でも詳しく掘り下げています。
新型(CB-GFH-5)と旧型のデザインやスペックの細かな違い、これから買うならどちらがお得かを知りたい方は、以下の徹底比較記事を参考にしてください。

災害時にも役立つイワタニのカセットガス暖房器「風暖」詳細ガイド
「風暖」は、カセットコンロのパイオニアであるイワタニ社が開発した、世界初のカセットガスファンヒーターです。
最大の特徴は、「電源コードも電池も使わないのに、温風が出る」という点にあります。この唯一無二の機能により、災害時の非常用暖房としてだけでなく、日常のスポット暖房としても極めて優れた性能を発揮します。
・サイズと重量 高さ43.8cm、幅31.9cm、奥行き26.0cm。重さは約4.7kgと軽量で、女性でも片手で持ち運べます。
・ガス消費量と燃焼時間 最大発熱量は2.0kW。標準運転で約100〜103分、弱運転で約138分〜150分(新型の方が長持ち)持続します。
・適用面積の目安 メーカー基準で、木造戸建てなら5畳まで、コンクリート集合住宅なら7畳まで対応。
・安全機能 転倒時消火装置や不完全燃焼防止装置など、5つの高度な安全装置を標準装備。
・使用環境 室内気温5~25℃の範囲で安定して稼働します。
コンパクトで軽量なため、リビングから脱衣所、キッチンへと、「人がいる場所」に合わせて自由に移動できるのが大きな魅力です。 また、カセットガス製品だからこそ安全性には最大限の配慮がなされており、小さなお子様やペットのいるご家庭でも安心して導入いただけます。
もしもの災害時、電気が止まってしまったとしても、これ一台とカセットガスさえあれば、凍える寒さから家族を守ることができます。
イワタニ「風暖」を使って分かった5つのメリットと特長
イワタニの「風暖」がなぜこれほどまでに支持されるのか。それは、日常と非常時の両方で役立つ「フェーズフリー」なメリットが凝縮されているからです。
・即暖性の高い温風 熱を放射するだけのストーブとは違い、ファンで温風を吹き出すため、部屋の空気を素早く暖めます。
・十分な暖房パワー 小型ながら約6畳の部屋を暖める能力を持ち、スポット暖房以上の働きをします。
・完全コードレスの自由 コンセントを探す必要がなく、足元のコードに躓く心配もありません。
・徹底された安全性 国内製造(日本製)であり、5重の安全装置が万が一の事故を防ぎます。
これらの特長により、普段はエアコンが届きにくい場所の補助暖房として、そしていざという時は命を繋ぐ防災暖房として活躍します。 特に寒冷地や、冬場の停電リスクに備えたい方にとっては、必須級のアイテムと言えるでしょう。
カセットガス使用の「風暖」が防災時に便利な理由
非電力の暖房器具といえば「石油ストーブ」が代表的ですが、普段灯油を使わない家庭にとって、灯油の保管や管理は大きな負担です。マンションでは灯油の持ち込みが禁止されている場合も少なくありません。
そこで真価を発揮するのが「風暖」です。燃料は、誰もが知るカセットガス。 ホームセンターはもちろん、100円ショップやコンビニでも入手可能という「燃料調達のハードルの低さ」は、災害時に大きなアドバンテージとなります。
「わざわざ防災用に特別な燃料を用意する」のではなく、日常の延長線上で備えられる。 我が家でも、カセットコンロを鍋料理に使う延長で風暖用のガスも備蓄しており、この手軽さが安心感に繋がっています。災害時の具体的な備蓄本数や計算方法については、別の記事で詳しく解説していますので、そちらも参考にしてください。
迅速な暖房を実現する「風暖」のファンヒーター機能
多くのカセットガス暖房(デカ暖Ⅱやマイ暖など)は、熱を赤外線として放出する「ストーブ型(輻射式)」です。これらは体の表面は暖かいですが、部屋の空気を暖めるのには時間がかかります。
対して「風暖」は、カセットガスの燃焼熱を電気に変え、ファンを回して温風を送り出す「ファンヒーター型(対流式)」です。 点火してすぐに温かい風が吹き出し、部屋の空気を撹拌して全体を暖めることができます。
メーカーの実験データでも、ストーブ型の「デカ暖Ⅱ」に比べて、「風暖」の方が室温上昇スピードが圧倒的に速いことが証明されています。 「寒い!」と感じたその瞬間に、すぐに温風に当たれる。このスピード感と部屋全体を包み込む暖かさこそが、我が家が他の機種ではなく「風暖」を選んだ決定的な理由です。
同じイワタニの暖房器具で、ストーブタイプの「デカ暖Ⅱ」と迷っている方も多いはず。仕組みの違いや暖まり方を比較し、どちらがあなたに合っているかを検証しました。

風暖の高い暖房能力とその対応範囲
「風暖」はコンパクトなボディですが、最大2.0kWというハイパワーな発熱量を誇ります。 木造なら約5畳、コンクリートなら約7畳まで対応しており、6畳間の個室やキッチン、洗面所であれば十分メイン暖房として機能します。
災害時、家族全員が一つの部屋に集まって過ごす際、その部屋をしっかりと暖められるだけの能力を持っています。エアコンが止まった極寒の室内でも、風暖があればそこは快適な避難所となります。
風暖の持ち運びやすさとコードレス設計の便利さ
約4.7kgという軽さと、電源コードがない「完全コードレス」の利便性は、実際に使ってみると想像以上に快適です。
・高齢者にも優しい 灯油タンクのような重いものを運ぶ必要がないため、力の弱い女性やシニアの方でも無理なく扱えます。
コンセントの位置に縛られないため、部屋の真ん中に置くことも、廊下に置くことも自由自在。 コードに足を引っ掛けて転倒するリスクもないため、小さなお子様やお年寄りがいるご家庭でも、より安全に使用していただけます。
風暖の信頼性は5つの安全装置と国内生産の強み
「ガス暖房は火事や事故が怖い」と感じる方もいるかもしれません。しかし「風暖」は、イワタニが威信をかけて設計した最高レベルの安全機能を搭載しています。
風暖の高度な安全機能詳解
具体的にどのような安全装置があなたを守ってくれるのか、詳しく解説します。
2. 転倒時消火装置 地震や衝突で本体が倒れたり、強い衝撃を受けた瞬間にガスを遮断します。
3. 立消え安全装置 風などで火が消えてしまった場合、ガスだけが漏れ続けるのを防ぐため、自動で供給をストップします。
4. 不完全燃焼防止装置 換気不足などで室内の酸素濃度が低くなると、不完全燃焼が起きる前に自動的に消火します。
5. 温度過昇防止安全装置 温風の吹出口が塞がれるなどして本体温度が異常に上がった場合、自動で停止します。
これらの多重防護システムにより、うっかりミスや予期せぬトラブルから家族を守ります。もちろん、定期的な換気や可燃物を近づけないといった基本的な注意は必要ですが、高い安全基準で作られていることは間違いありません。
風暖の詳細設計と利便性
機能美とも言えるシンプルなデザインも魅力です。 背面下部にはカセットガスのセット口があり、マグネット式でカチッと簡単に装着できます。前面下部には点火確認窓があり、青い炎が燃えている様子を目視できるため安心です。
そして、本体上部に内蔵された「熱発電モジュール」。これこそが風暖の心臓部であり、ガスの熱を電気に変え、ファンを回す技術の結晶です。 操作パネルは天面に集約されており、立ったまま操作しやすい配置になっています。
風暖の簡単操作ガイド
機械操作が苦手な方でも迷わず使える、非常にシンプルな操作性です。
2、点火操作 操作つまみを「点火」の方向にカチッと音がするまで回します。カセットコンロと同じ感覚です。
3、運転開始 点火から約20〜30秒ほどで発電が安定し、ファンが回り始めます。足元から温風が吹き出す感動の瞬間です。
4、温度調整 つまみで「標準」か「弱」を選択します。室温が上がってきたら「弱」にすることでガスを節約できます。
風暖のデメリットを検証
どんなに優れた製品にもデメリットはあります。購入後に後悔しないよう、課題点についても正直にお伝えします。
・燃費性能の課題 カセットガス1本で約1時間40分〜2時間半という燃焼時間は、決して長いとは言えません。
風暖の価格問題と多用途性
確かに初期投資は安くありません。しかし、「防災用品」と「日常家電」の2役を兼ねると考えれば、コストパフォーマンスは決して悪くありません。 年に一度使うかどうかの防災グッズにお金をかけるのは躊躇しますが、風暖なら冬の間中、脱衣所やキッチンで毎日活躍します。
「日常で使い倒せる防災グッズ」として投資する価値は十分にあります。
風暖は日常使いにも最適な暖房器具
実際、我が家では「お風呂上がりの脱衣所」や「朝一番のキッチン」で大活躍しています。 以前は電気ストーブを使っていましたが、風暖の温風パワーを知ってからは戻れません。足元だけでなく空間全体が暖まるため、湯冷めを防ぎ、ヒートショック対策としても有効です。
コードがないので、狭い脱衣所でも邪魔にならず、掃除の時もサッと動かせる。この「機動力」は、日々のストレスを大きく減らしてくれます。
風暖の燃費問題とその利用シナリオ
正直に申し上げますが、風暖をリビングのメイン暖房として一日中使うのはおすすめしません。 カセットガス(1本約100〜300円)を2時間ごとに交換していたら、ランニングコストが跳ね上がってしまいます。
このように「短時間のスポット暖房」と割り切って使えば、ガス代も気にならず、利便性の恩恵だけを最大限に受けられます。 燃費の詳細な試算や、電気ヒーターとのコスト比較については、別途詳しい検証記事を用意しています。
「燃費が悪い」と言われる風暖ですが、実際のランニングコストはいくらかかるのか?電気代や灯油代との比較、燃費を抑える賢い使い方は以下で詳しく解説しています。

風暖使用時のカセットガス備蓄のすすめ
燃費の課題をカバーするためには、計画的なガスの備蓄が不可欠です。 特に災害時はガス缶が生命線となります。
普段から「1パック(3本)使ったら、すぐに1パック買い足す」というルールを決めておきましょう。 我が家では、常に最低12本(1ケース分)はストックするようにしています。これだけあれば、停電が数日続いても暖を取り続けることが可能です。
風暖で災害時も日常生活も対応可能な万能暖房器具
いつ起こるかわからない災害。もし真冬にブラックアウト(大規模停電)が起きたら…。 そんな不安を解消してくれるのが、イワタニの「風暖」です。
電気がなくても、ガス缶ひとつでファンヒーターが動く。 この魔法のような機能は、非常時の過酷な環境下で、家族の体と心を温める希望の光となります。 そして平和な日常においては、家中の「寒い場所」をなくしてくれる頼もしい相棒となります。
災害時に家族を守るためには、具体的に何本のガス缶が必要なのか?停電時を想定した計算式と、無理なく備えるローリングストックのやり方は以下の記事をご覧ください。

風暖を賢く購入する方法
「風暖」は季節商品のため、本格的な冬シーズンに入ると価格が高騰したり、在庫切れになる傾向があります。 最もお得に手に入れるには、需要が高まる前の購入が鉄則です。
新型モデル(CB-GFH-5)と旧型モデル、どちらを選ぶべきか迷っている方は、価格差と性能差(特に燃焼時間の12分の差)を天秤にかけて選ぶと良いでしょう。最新の価格情報や最安値ショップについては、各通販サイトをチェックしてみてください。
まとめ
イワタニのカセットガスファンヒーター「風暖」は、電源不要で使える画期的な暖房器具です。
新型モデルではデザインが洗練され、弱運転時の燃費も向上しました。 決して安い買い物ではありませんが、「安心」と「快適」を同時に買うと考えれば、これほど頼りになる家電はありません。
冬の寒さへの備えとして、そして万が一の時の保険として、ぜひ「風暖」のある生活を始めてみませんか。

