ADSC支店から動かない?Apple製品が届くまでの日数・追跡ステータス・場所を完全解説【オンライン注文から受取まで】

adsc支店とは? Apple製品が届くまでの秘密を公開! 暮らし
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・Apple Storeで注文したiPhoneやMacがなかなか届かない…
・クロネコヤマトの追跡を見たら『ADSC支店』で止まっているけど、これは何?

楽しみにしている新しいApple製品。配送状況を何度も確認してしまう気持ち、よく分かります。特に海外からの発送となると、手元に届くまでの工程が複雑で不安になることも多いですよね。

本記事では、Apple製品の国内物流拠点であるADSC支店」の正体から、注文から商品受け取りまでの全工程(海外発送〜国内配送)、そして「追跡が動かない」ときの対処法までを、どこよりも詳しく解説します。

これを読めば、あなたの荷物が今どこにあり、あとどれくらいで手元に届くのかが明確になります。

  1. そもそも「ADSC支店」とは?
    1. ADSC支店の正式名称と役割
    2. ADSC支店の場所はどこ?
    3. なぜ「ADSC支店」経由になるのか?
  2. Apple公式サイトでの注文から「処理中」までの流れ
    1. ステップ1:自分だけのカスタマイズ(CTO)と注文
    2. ステップ2:「注文確認」メールの受信
    3. ステップ3:「処理中」ステータスの意味
    4. ステップ4:「配送準備中」への変化
  3. 刻印やカスタマイズ(CTO)モデルは「海外発送」になる
    1. 「処理中」から進まない・海外から届かない場合
  4. 海外出荷からADSC支店到着までの「空白の時間」
    1. 「海外荷物受付」とは?
    2. 追跡が数日間動かない理由
    3. 追跡が「ADSC支店」から動かない時は?
    4. フライトスケジュールの秘密
  5. いよいよ日本到着!ADSC支店からの配送プロセス
    1. ADSC支店での作業内容
    2. 「発送」から「作業店通過」へ
    3. 【地域別】ADSC支店通過から到着までの目安日数
  6. ADSC支店で「止まっている」ときの原因と対処法
    1. 原因1:新製品発売時のパンク(物流波動)
    2. 原因2:通関トラブル
    3. 原因3:システム反映の遅延
    4. 対処法:いつ問い合わせるべき?
  7. 少しでも早く受け取るための裏技と注意点
    1. 営業所受取サービスへの変更
    2. 時間帯指定の活用
    3. 支払い方法によるスピードの違い
  8. 商品到着!開封の儀と初期不良チェック
    1. Apple製品特有の「梱包」
    2. 外箱と本体の傷チェック
    3. 万が一の初期不良・返品について
  9. 8. よくある質問(FAQ)
  10. まとめ:ADSC支店は信頼の証。到着を楽しみに待とう

そもそも「ADSC支店」とは?

ADSC支店という名前の店舗で買い物ができるわけではありません。ここでは、多くの人が疑問に思うその正体について解説します。

ADSC支店の正式名称と役割

ADSC支店の「ADSC」は、Apple Delivery Support Center(アップル・デリバリー・サポート・センター)の略称で、Apple公式サイト(オンラインストア)で購入された商品が、海外の工場から日本国内へ輸入される際に最初に集められるヤマト運輸の物流拠点です。

ADSC支店の場所はどこ?

住所は「東京都江東区有明」に位置しています。羽田空港や成田空港、東京港からのアクセスが良い湾岸エリアにあり、海外から到着した膨大な数のApple製品を一手に引き受け、日本全国へ仕分け・発送を行っています。

なぜ「ADSC支店」経由になるのか?

Apple製品の多く(特にカスタマイズしたMacや発売直後のiPhoneなど)は、中国の深センや上海などの工場から直接出荷されます。

これらは一度「ADSC支店」に集約され、そこで通関手続きや国内配送伝票の貼り付けが行われてから、各家庭へと配送されます。

つまり、ADSC支店が表示されたということは、商品は無事に日本国内(東京)に到着しているという証拠なのです。

Apple公式サイトでの注文から「処理中」までの流れ

ADSC支店に荷物が到着する前段階、つまり注文から出荷までのプロセスも重要です。ここでのステータスの意味を正しく理解しておきましょう。

ステップ1:自分だけのカスタマイズ(CTO)と注文

Apple公式サイトの最大の魅力は、メモリやストレージ、キーボードの言語などを自分好みにカスタマイズ(CTO: Configure To Order)できることです。

既製品(吊るしモデル)であれば国内在庫から即日発送されることもありますが、カスタマイズモデルは海外工場での生産・組み立てが必要になるため、「ADSC支店」を経由するルートになる確率が高まります。

ステップ2:「注文確認」メールの受信

注文が完了すると、Appleから「W」から始まる注文番号が記載されたメールが届きます。この時点ではまだ在庫の確保や製造ラインへの投入は確定していません。

ステップ3:「処理中」ステータスの意味

注文履歴が「処理中」となっている期間は、クレジットカードの与信確認や、製造ラインのスケジュール調整が行われています。

・在庫あり製品: 数時間〜24時間程度で次のステップへ進みます。
・新製品・予約商品: 発売日まで数週間このままのこともあります。
・ローン審査中: オリコローンなどの審査結果待ちの場合もここに留まります。

ステップ4:「配送準備中」への変化

ステータスが「配送準備中」に変わったら、商品の製造が完了し、パッキングが行われている合図です。

【重要】🚩 この段階になると、注文のキャンセルや配送先住所の変更、構成の変更はできなくなります。あとは出荷を待つだけです。

もし、あなたの注文ステータスが「処理中」のまま数日動かなかったり、「配送準備中」になったけれどキャンセルしたい場合は、ステータスごとの詳細なルールを知っておく必要があります。

そんなときは、以下を参考にしてください。

Apple Store「処理中」から動かない?配送ステータスの意味と「キャンセル不可」になるタイミングを完全解説
注文した新しいiPhoneやMac。Apple Storeアプリを開いては、ステータスが変わっていないか何度も確認してしまいますよね。 ・『処理中』から数日経っても動かない… ・『配送準備中』になったら、もう変更はできないの? ・出荷完了メ...

刻印やカスタマイズ(CTO)モデルは「海外発送」になる

もしあなたが注文したのが、既製品の在庫モデルではなく、「メモリを増設したMac」「名前を入れたiPad」だった場合、ここまでの説明とは少し状況が異なります。

これらは日本国内に在庫を持てないため、注文を受けてから海外の工場で生産・加工され、そこから日本へ送られる「海外一括配送」という特殊なルートを通ります。

そのため、通常の製品よりもステータスの動きが遅く、ADSC支店に到着するまでに時間がかかります。

「処理中」から進まない・海外から届かない場合

カスタマイズモデルは、製造ラインに乗っている時間や、国際輸送(空輸)の時間が加わるため、不安になるほどステータスが止まることがあります。

「海外発送になってから何日で届くの?」「どのタイミングでADSC支店を通るの?」といった、カスタマイズモデル特有の物流ルートについては、以下の別記事で図解付きで詳しく解説しています。

Apple「刻印・CTOモデル」はADSC支店で遅くなる?海外工場からの合流ルートと所要時間の真実

海外出荷からADSC支店到着までの「空白の時間」

出荷完了」のメールが届いてから、ヤマト運輸の追跡番号が反映されるまでにはタイムラグがあります。ここが一番不安になるポイントです。

「海外荷物受付」とは?

ヤマト運輸の追跡サービスに最初に表示されるのが「海外荷物受付」です。

場所は主に以下の2箇所です。

・深セン(Shenzhen): iPhoneなどの主力工場
・上海(Shanghai): MacやiPadなどの拠点

追跡が数日間動かない理由

海外拠点を出発してから、日本のADSC支店に到着するまで、追跡ステータスが数日間(通常2〜4日)更新されないことがあります。これは、国際輸送中」および「通関手続き中であるためです。

飛行機で移動し、税関での検査を受けている間は、ヤマト運輸のシステム上では動きが見えません。決して紛失しているわけではないので安心してください。

追跡が「ADSC支店」から動かない時は?

追跡画面で「ADSC支店」のままステータスが長時間止まってしまい、不安になる方が多くいます。

数時間〜1日程度動かないことはよくありますが、具体的にどのような理由で止まるのか、遅延の原因を知っておくと安心です。

動かない原因の詳細は、以下の記事で5つのパターンに分けて解説しています。

ヤマト「ADSC支店」から動かない…配送が遅れる5つの原因と目安時間を徹底解説
Apple製品を心待ちにしている時、追跡ステータスが「ADSC支店」から長時間変わらないと、「トラブルが起きたのでは?」と不安になりますよね。 半日程度ならよくありますが、丸1日以上動かないと心配になるのは当然です。 この記事では、ADSC...

フライトスケジュールの秘密

商品は個別に飛行機に乗るのではなく、ある程度の量がまとまってからパレット(貨物)として航空機に搭載されます。そのため、タイミングによっては空港で1〜2日待機することもあります。

いよいよ日本到着!ADSC支店からの配送プロセス

商品が日本に到着し、ADSC支店を通過すると、ここからは日本の高速物流網に乗ってあっという間に届きます。

ADSC支店での作業内容

1、荷受け: 空港からトラックでADSC支店へ搬入。
2、通関許可の確認: 輸入許可が下りているかの最終チェック。
3、国内伝票への連携: 国際貨物から国内宅配便への切り替え。
4、仕分け・発送: お届け先の地域別トラックへ積み込み。

「発送」から「作業店通過」へ

追跡ステータスが「ADSC支店(発送」または「作業店通過」となれば、いよいよあなたの自宅へ向かって移動を開始した合図です。

【地域別】ADSC支店通過から到着までの目安日数

ADSC支店(東京都江東区)を出発してから到着までの目安は以下の通りです。

お届け先地域 到着までの目安 備考
関東・甲信越・東海・南東北 翌日 最も早いエリア。午前指定も可能な場合が多い。
関西・北陸・北東北 翌日 午後以降の指定になる場合がある。
中国・四国 翌日〜翌々日 広島・岡山などは翌日夕方以降、その他は翌々日。
北海道・九州 翌々日 航空便または陸送の長距離輸送のため2日かかる。
沖縄・離島 3日以上 バッテリーを含む製品(iPad/MacBook)は船便扱いになり、1週間近くかかることも。

※天候や道路状況、繁忙期によって変動します。

基本的な日数は上記の通りですが、北海道・沖縄・離島にお住まいの方や、バッテリー規制による「陸送切り替え」のリスクについて詳しく知りたい方は、以下の地域別詳細記事をご覧ください。航空便と陸送の違いについても解説しています。

【地域別】ADSC支店通過から何日で届く?北海道・沖縄・離島の配送日数とバッテリー規制
Apple製品をオンラインで注文し、配送状況を確認すると表示される「ADSC支店」の文字。「発送済み」になったけれど、そこから自分の住んでいる地域まで具体的に何日かかるのか?特に北海道、沖縄、離島にお住まいの方は、航空便の可否や天候による遅...

ADSC支店で「止まっている」ときの原因と対処法

ADSC支店から発送されたはずなのに、ステータスが動かない」「予定日を過ぎても届かない」というトラブルの原因と対策を解説します。

原因1:新製品発売時のパンク(物流波動)

新型iPhoneの発売日直後や、初売りセールの直後は、ADSC支店に通常の何十倍もの荷物が殺到します。 物理的にスキャン処理が追いつかず、ステータス更新が遅れることがありますが、荷物は動いていることが多いです。

原因2:通関トラブル

極めて稀ですが、税関検査で書類の不備やランダム検査の対象となり、ADSC支店への引き渡しが遅れることがあります。この場合、Apple側で対応を行うため、購入者がすることはありませんが、数日の遅れが発生します。

原因3:システム反映の遅延

ヤマト運輸の追跡システムへのデータ反映にタイムラグが生じているケースです。実際には最寄りの営業所に向かっているのに、表示上はADSC支店のまま、ということもあります。

対処法:いつ問い合わせるべき?

・到着予定日を過ぎていない場合: そのまま待ちましょう。Appleの表示する「お届け予定日」はかなり正確です。

・到着予定日を過ぎた場合:
1、まずヤマト運輸の追跡を確認。
2、ステータスが変わらないなら、ヤマト運輸ではなくAppleのサポート(0120-277-535に連絡するのがスムーズです。配送の責任は出荷元のAppleにあるため、Appleからヤマトへ調査依頼をかけてくれます。

少しでも早く受け取るための裏技と注意点

早く手に入れたいユーザーのために、知っておくと便利なテクニックを紹介します。

営業所受取サービスへの変更

自宅への配送ではなく、最寄りのヤマト運輸営業所で受け取る「営業所止置き」に変更することで、ドライバーの巡回を待たずに、朝イチで受け取れる可能性があります。

方法: クロネコメンバーズに登録しておき、ADSC支店を通過して「最寄りのベース店」に到着したタイミングで、受取場所の変更手続きを行います。 ※ただし、Apple製品はセキュリティが高く、転送や受取場所変更がロックされている場合もあります。

時間帯指定の活用

ADSC支店」を通過した時点で、クロネコメンバーズから「お届け予定通知」が届くことが多いです。ここで確実に在宅している時間を指定することで、不在持ち戻りによる1日のロスを防げます。

支払い方法によるスピードの違い

・クレジットカード/Apple Pay: 承認が早く、即座に処理プロセスへ進みます。
・銀行振込/コンビニ払い: 入金確認後の手配となるため、その間に在庫がなくなるリスクや、出荷が遅れる原因になります。急ぎの場合はクレカ一択です。
・ショッピングローン: 審査に1日〜数日かかるため、その分配送も後ろ倒しになります。

商品到着!開封の儀と初期不良チェック

待ちに待った商品が届いたら、嬉しくてすぐに使い始めたくなりますが、後々のトラブルを防ぐために必ず行うべきチェック項目があります。

Apple製品特有の「梱包」

ADSC支店から届く箱は、通常の茶色の段ボールですが、中を開けると製品が動かないように特殊なフィルムで固定されています。

iPhoneやMacの化粧箱(白い箱)は、ビニールのシュリンクが廃止され、紙の「プルタブ(ペリペリ」を剥がすタイプが増えています。これが未開封の証です。

外箱と本体の傷チェック

配送中の事故がないか、まずは外箱の角潰れを確認します。 次に本体を取り出し、画面の割れ、アルミ筐体の傷がないかを、電源を入れる前に明るい場所でチェックしましょう。

万が一の初期不良・返品について

Apple公式サイトで購入する最大のメリットは「14日以内の返品・交換保証」です。

・思っていた色と違った
・スペックを間違えた
・初期不良があった

これらすべての理由で、製品到着から14日以内であれば、開封済み・使用済みであっても返品(全額返金)や交換が可能です。

ADSC支店からの配送で箱が潰れていた場合も、すぐにサポートへ連絡すれば交換対応してくれます。

届いた後のトラブル対処法や、開封済みでもOKな「14日以内返品」の具体的な手順については、以下の記事で特集しています。

詳細記事: Apple製品の初期不良・返品ガイド|ADSC支店からの箱潰れや14日以内返金の申請手順

8. よくある質問(FAQ)

ADSC支店や配送に関して、SNSや知恵袋でよく見かける質問をまとめました。

Q1:ADSC支店に直接取りに行くことはできますか?
A1:
できません。 ADSC支店は物流センターであり、顧客対応窓口を持たないため、直接訪問しても荷物の受け渡しは行われません。

Q2:注文後に配送先住所を間違えたことに気づきました。
A2:
ステータスによって対応が異なります。 「処理中」であればWeb上で変更可能。「配送準備中」以降はAppleサポートへ電話が必要です。「出荷完了」後は、ヤマト運輸のクロネコメンバーズから変更できる場合がありますが、転送不可の荷物扱いになることもあります。

Q3:複数の商品を頼んだのに、別々に届くのはなぜ?
A3:
出荷拠点が違うためです。 例えば、在庫のあるAirPods(国内倉庫から発送)と、カスタマイズしたMacBook(海外工場から発送)を同時に注文した場合、AirPodsが先に届き、MacBookは後からADSC支店経由で届くことになります(これを「分割発送」と呼びます)。

Q4:追跡番号が「登録されていません」と出ます。
A4:
反映まで時間がかかります。 Appleから出荷メールが届いた直後は、まだヤマト運輸のシステムに番号が登録されていません。半日〜1日程度待ってから再度検索してみてください。

配送を待てない!1分でも早く手に入れたい方は、配送先を営業所に変更するテクニックがあります。ただしApple製品特有の制限があるため、失敗しない方法は以下をご確認ください。

Apple製品を早く受け取りたい!ADSC支店発送後に「営業所受取」へ変更する裏技と注意点
待望の新型iPhoneやMacBook。「ADSC支店」を通過したけれど、配達予定日まで待ちきれない…。「あと数時間でも早く手に入れたい」と思ったことはありませんか? 実は、ヤマト運輸のシステムをうまく活用することで、自宅への配達を待つより...

まとめ:ADSC支店は信頼の証。到着を楽しみに待とう

ADSC支店からの配送プロセスを解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。

記事のポイントを振り返ります。

1、ADSC支店はApple専用の物流拠点: 海外から届いた商品が日本に入国した証拠であり、ここを通過すれば到着はもうすぐです。
2、追跡の空白期間は正常: 海外から日本へのフライト中は追跡が止まりますが、トラブルではありません。
3、到着日数は地域による: ADSC支店通過後、本州なら概ね翌日〜翌々日には手元に届きます。
4、14日間の返品保証: 到着後の万が一のトラブルにも、Appleなら手厚い保証があります。

ADSC支店」という文字を追跡画面に見つけたら、あなたの新しい相棒はもうすぐそこまで来ています。

配送状況を正しく理解し、安心して商品の到着を待ちましょう。最高のAppleライフがあなたを待っています!

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