ダイエットを始めたばかりの頃はやる気があっても、体重が思うように減らなかったり、食事管理や運動に疲れたりすると、モチベーションは自然と下がってしまいます。
しかし、ダイエットを長く続けるために、毎日高いモチベーションを保つ必要はありません。
大切なのは、やる気が下がった時に自分を責めるのではなく、「なぜ今は続けるのがつらいのか」を知り、やる気がない日でも完全にやめずに済む仕組みを作ることです。
この記事では、ダイエットのモチベーションが下がる原因から、やる気の上げ方・維持方法・下がった時の対処法まで詳しく解説します。
さらに、停滞期や他人との比較で疲れてしまった時の乗り越え方なども紹介しますので、「また続かなかった……」と悩んでいる方は、できそうなことから一つずつ取り入れてみてください。
ダイエットのモチベーションが続かないのは意志が弱いからではない
結論からお伝えすると、ダイエットのモチベーションが続かないからといって、あなたの意志が弱いとは限りません。
食欲や疲労、仕事や人間関係のストレス、思うように体重が減らない焦りなど、さまざまなものが重なることで「今日はもう頑張れない」と感じることがあります。
さらに、「毎日運動しなければならない」「食事管理を完璧にしなければならない」と考えすぎると、ダイエットそのものが負担になってしまいます。
「どうすればもっと頑張れるのか」ではなく、「今、何が一番負担になっているのか」を考えてみましょう。
原因が分かれば、無理にやる気を高めなくても、その負担だけを軽くする方法を選べます。
まずは、ダイエットで挫折につながりやすい代表的な3つの原因から見ていきましょう。
食欲や疲れ、ストレスによってやる気には自然な波ができる
ダイエット中でも、毎日同じようにやる気が出るわけではありません。
よく眠れて体調が良い日もあれば、睡眠不足や空腹、仕事の疲れ、ストレスなどが重なり、「今日は運動したくない」「食事管理まで考えたくない」と感じる日もあります。
そんな時まで普段と同じ内容をこなそうとすると、ダイエットが次第につらいものになってしまいます。
調子が悪い日は、その日の状態に合わせてダイエットのハードルを下げて構いません。
たとえば、30分歩く予定だったなら10分だけにする、筋トレがつらければ軽いストレッチだけにするなど、できる範囲へ切り替えます。
大切なのは、毎日同じ量を頑張ることではなく、やる気の波があることを前提にして続けることです。
体重が減らないと「頑張っても意味がない」と感じやすい
食事を見直し、運動も続けているのに体重計の数字が変わらないと、「こんなに頑張っているのに意味がないのでは?」と思ってしまいますよね。
しかし、毎日の努力と体重の変化が、すぐに同じタイミングで表れるとは限りません。
数日間の数字だけを見て「痩せない」と判断すると、焦って食事量を減らしたり、運動量を増やしたりしたくなることもあります。
そんな時は、昨日と今日だけを比べるのではなく、数週間程度の流れで確認してみましょう。
また、成果を見る時は体重だけに限定する必要もありません。
ウエストサイズ、鏡で見た身体の変化、以前より服にゆとりが出たか、運動が少し楽になったかなども、ダイエットを続けてきた成果です。
「体重が減ったか」だけではなく、「以前の自分から何が変わったか」を確認することが大切です。
完璧な食事や運動を求めるほど挫折しやすくなる
「毎日決めた食事を守る」
「絶対にお菓子を食べない」
「週5日は必ず運動する」
このように厳しいルールを決めると、最初は頑張れても、一度予定どおりにできなかっただけで「失敗した」と感じやすくなります。
すると、「もう今日はダメだから好きなだけ食べよう」「どうせ続かないからやめよう」と、ダイエットそのものを投げ出すきっかけになりかねません。
ダイエットでは、100点を短期間続けることより、完璧ではなくても長く続けることを優先しましょう。
できなかったことばかりを見るのではなく、「今日はこれだけできた」と続けられた行動にも目を向けることが、モチベーションに振り回されない第一歩になります。
ダイエットはモチベーションを上げ続けるより「続く仕組み」を作ることが大切
ダイエットを成功させるために、毎日高いモチベーションを保ち続ける必要はありません。
大切なのは、やる気がない日でも完全にやめず、小さな行動を続けられる仕組みを作ることです。
最初から100点を目指すと、仕事で疲れた日や予定どおりにできなかった日に「今日は失敗した」と感じやすくなります。
それよりも、「今日は60点で十分」「一つできたからOK」と考えたほうが、気持ちの負担を減らしながら続けやすくなります。
100点を目指さず「60点でも続けば成功」と考える
「毎日自炊する」「週5回筋トレする」「間食は絶対にしない」と決めても、忙しい日や疲れている日まで同じように実行するのは簡単ではありません。
そんな日は、その日の状態に合わせて合格ラインを下げてしまって大丈夫です。
自炊する元気がなければコンビニ食品を利用する、筋トレが面倒なら軽いストレッチだけにするなど、できることへ切り替えましょう。
「予定したことを全部できたか」ではなく、「今日もダイエットを完全にはやめなかったか」で考えます。
60点の日があっても、翌日また続けられれば十分です。
完璧な1日を積み重ねようとするより、調子に合わせて続け方を変えられるほうが、長期的な習慣につながりやすくなります。
やる気がない日は一つだけできれば合格にする
モチベーションが下がっている日に、食事管理、運動、体重測定、記録をすべてこなそうとすると、それだけで負担に感じてしまいます。
そこで、そんな日は「今日は一つだけできれば合格」というルールにしてみましょう。
たとえば、
- いつもより水分を意識してとった
- 10分だけ歩いた
- 間食を一回だけ控えられた
- 体重だけ記録した
これだけでも、その日のダイエットは途切れていません。
小さな行動でも「今日も続けられた」と考えることが、次の日の行動につながります。
何もかも完璧にするのではなく、できたことを一つずつ積み重ねていきましょう。
できなかった翌日に普通の生活へ戻ることを優先する
ダイエット中でも、食べ過ぎたり、運動を休んだりする日はあります。
そんな時に避けたいのが、「昨日食べ過ぎたから今日はほとんど食べない」「昨日運動できなかったから今日は倍の時間運動する」と極端に取り返そうとすることです。
食べ過ぎたとしても、次の食事や翌日から、いつもの食事や生活へ戻ることを優先します。
「失敗したからやり直し」ではなく、「少し崩れたから普通に戻す」と考えるだけでも気持ちはラクになります。
ダイエットを続けるために必要なのは、崩れないことではありません。
崩れた時に、無理なく元の生活へ戻れることを大切にしましょう。
ダイエットのモチベーションが下がった時は行動のハードルを下げる
ダイエット中に「今日は何もしたくない」「運動も食事管理も面倒」と感じる日は、誰にでもあります。
そんな時に、無理やりモチベーションを上げようとする必要はありません。
大切なのは、やる気を取り戻すことよりも、今日できるレベルまで行動のハードルを下げることです。
30分の運動が無理なら10分だけ、自炊がつらければ手軽な食事を選ぶなど、その日の状態に合わせて負担を減らしましょう。
ここでは、モチベーションが大きく下がった日にダイエットを途切れさせないための具体的な方法を紹介します。
やる気がない日は「10分だけ」の運動でつなぐ
「今日は筋トレをする気になれない」「ウォーキングに出るのも面倒」という日は、予定していた運動をそのままこなそうとしなくても大丈夫です。
たとえば、10分だけ散歩する、軽くストレッチする、歯磨きをしながらかかとを上げるなど、準備がほとんど必要ない運動へ切り替えてみましょう。
「しっかり運動する」ではなく「とりあえず始める」ことだけを目標にするのがポイントです。
10分動いてまだ余裕があれば続け、疲れているならそこで終わって構いません。
また、モチベーションが下がるのは運動だけではありません。自炊する気力がない日や、どうしても甘いものが欲しくなる日もあります。
そんな時も完璧を求めず、その日にできる方法へ切り替えることが大切です。

疲れている日は計画的に休んで翌日から再開する
仕事や家事などで疲れていて、身体も気持ちも重い日は、無理に運動を続けるより思い切って休むことも大切です。
ただし、休む時に「今日はできなかったから、もうダイエットは失敗」と考えないようにしましょう。
休息も、長く続けるためのダイエットの一部です。
そして、翌日になったら特別な挽回をしようとせず、いつもの食事や生活へ戻します。
1日休んだことよりも、そのまま何日もやめてしまわず、普通の生活へ戻れることのほうが大切です。
モチベーションに頼らずダイエットを維持する4つの仕組み
ダイエットを長く続けるために、毎日高いモチベーションを保つ必要はありません。
やる気がある日だけ頑張るのではなく、やる気がない日でも自然と行動できる仕組みを作ることが大切です。
たとえば、記録が面倒なら入力を簡単にする、運動を始めるのが億劫なら音楽をきっかけにするなど、続かない原因に合わせて方法を変えてみましょう。
また、大きな目標を追い続けるのが苦しいなら小さな習慣を作り、続けた自分にはご褒美を用意する方法もあります。
記録が面倒なら入力の少ないダイエットアプリを使う
「毎日の食事を入力するのが面倒」
「カロリーを細かく記録するのに疲れてしまった」
そんな場合は、ダイエットの記録そのものをやめる前に、記録にかかる手間を減らしてみましょう。
アプリを選ぶ時も、機能が多いかどうかより、あなたが無理なく入力できるかを基準にすることが大切です。
食事管理が目的なら、写真撮影やバーコード読み取りで簡単に登録できるアプリが便利です。体重の変化を確認したいだけなら、体重を入力すると自動でグラフ化してくれるシンプルなものでも十分でしょう。
「どのアプリなら自分でも続けられそう?」と迷っている方は、食事管理・体重記録・運動・習慣化など目的別にダイエットアプリを比較した以下の記事を参考にしてください。
入力の手間や料金、グラフの見やすさなども確認できるため、記録そのものが負担になりにくいアプリを探す時に役立ちます。

運動を始められないなら音楽を「行動スイッチ」にする
「運動しなければ」と思っているのに、なかなか身体が動かないこともありますよね。
そんな時は、いきなり「30分歩く」「筋トレを始める」と考えるのではなく、まず決めた音楽を流すことだけを最初の行動にしてみましょう。
たとえば、
- ウォーキングを始める時の曲
- 筋トレをする時の曲
- ストレッチを始める時の曲
- 朝の準備中に流す曲
というように、行動と音楽をセットにしておきます。
毎回同じ曲をきっかけにすれば、「運動するぞ」と気合を入れる代わりに、「この曲が流れたら身体を動かす」という自分なりのスイッチを作りやすくなります。
音楽は運動だけでなく、気分が落ちている時や、食べ物のことばかり考えてしまう時などにも取り入れられます。
ダイエット中の場面に合わせた音楽や、自分だけの「相棒曲」を見つけたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
楽しみながら続ける方法を探している方にもおすすめです。

目標を決めるほど苦しくなるなら小さな習慣を自動化する
「あと10kg痩せなければ」
「○月までに絶対に痩せたい」
目標を決めることで頑張れる人がいる一方で、目標を見るたびにプレッシャーを感じてしまう人もいます。
その場合は、無理に大きな目標を設定しなくても構いません。
目標よりも、「毎日の生活の中で自然にできる小さな行動」を増やしていきましょう。
たとえば、お菓子をすべて我慢するのではなく別の食品へ置き換える、歯磨きをしている間だけ身体を動かすなど、普段の生活とダイエット行動をセットにします。
最初から大きく生活を変えるより、小さな行動を繰り返し、考えなくてもできる状態を目指したほうが続けやすくなります。
「そもそもダイエットの目標が思いつかない」「目標を決めても苦しくなる」という方は、以下の記事を参考にしてください。
目標を持たなくても続けられる、低いハードルから始める方法を詳しく紹介しています。

ご褒美は体重ではなく「続けた行動」に設定する
ダイエットを続けるために、ご褒美を設定する方法もあります。
ただし、「3kg痩せたら欲しい物を買う」といった体重だけを条件にすると、なかなか数字が動かない時に達成感を得られません。
そこでおすすめなのが、体重ではなく、自分で実行できる「行動」に対してご褒美を設定することです。
たとえば、
- 3日間、体重を記録できた
- 10分だけウォーキングできた
- 間食を一度だけ置き換えられた
- 食べ過ぎた翌日に普段の食事へ戻れた
といった小さな行動も、十分にご褒美の対象になります。
ご褒美も高価な物や食べ物に限定する必要はありません。好きな動画を見る、ゆっくりお風呂に入る、趣味の時間を楽しむなど、あなたが「ちょっと嬉しい」と感じられるもので構いません。
結果が出た時だけ自分を認めるのではなく、続けようとした行動そのものを認めることがポイントです。
ご褒美の設定方法や、目標や強いやる気に頼らずダイエットを続ける仕組みについて詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

停滞期でモチベーションが落ちたら体重以外の成果も確認する
ダイエットを続けていると、順調に減っていた体重が急に動かなくなることがあります。
「食事も運動も頑張っているのに、どうして痩せないの?」と不安になり、モチベーションが一気に下がってしまうこともあるでしょう。
しかし、体重が減らない期間があるからといって、すぐにダイエットが失敗したと判断する必要はありません。
短期間の体重には、水分量やむくみ、塩分摂取、便通などさまざまな要素が影響します。
停滞している時ほど、焦って食事量を減らしたり運動量を増やしたりするのではなく、今まで続けてきた行動を振り返ることが大切です。
体重だけではなく、ウエストや見た目、服のゆとりなどにも目を向けながら、焦らず続けていきましょう。
数日体重が減らないだけでダイエット失敗と判断しない
毎日体重を測っていると、昨日より200g増えただけでも「また太った」と落ち込んでしまうことがあります。
しかし、体重は体脂肪だけで決まる数字ではありません。
水分量や塩分摂取、便通、むくみなどによっても変化するため、数日間体重が動かないだけで「もう痩せない」と判断するのは早すぎます。
昨日と今日の体重だけを比べるのではなく、ある程度長い期間の推移を見ることが大切です。
毎日の小さな増減に振り回されるより、「少し前と比べてどう変化しているか」を確認してみましょう。
特に、食事や運動をこれまで通り続けられているなら、体重計の数字だけを見て今までの努力を否定する必要はありません。
「減っていない=失敗」ではないと考え、焦らず様子を見ることもダイエットを長く続けるコツです。
停滞期は食事や運動を極端に増減させない
体重が減らなくなると、「もっと食べる量を減らさなければ」「運動を増やさなければ」と考えてしまいがちです。
しかし、ここで急に食事制限を厳しくしたり、運動時間を大幅に増やしたりすると、心にも身体にも負担がかかりやすくなります。
無理を重ねてダイエットそのものが嫌になるくらいなら、今までのペースを維持しながら、負担を少し軽くすることを優先してみましょう。
たとえば、自炊に疲れた日はコンビニ食を活用する、時には1食だけ好きなものを楽しむ、体重計を見ることがストレスなら数日離れてみるといった方法があります。
停滞期についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
体重が減らなくなる原因として考えられるホメオスタシスやむくみなどを紹介しながら、停滞期を焦らず乗り越える方法を解説しています。
自炊を休む方法や、1食だけ好きなものを楽しむ方法、体重以外の変化を見る方法など、頑張りすぎずモチベーションを保つための具体策も紹介しています。
「停滞期に入ったかもしれない」「今の方法を続けていいのか不安」というあなたは、今後のダイエットを立て直すヒントとして活用してみてください。

ウエストや服のゆとりなど体重以外の変化を見る
ダイエットの成果を確認する方法は、体重計だけではありません。
体重がほとんど変わっていなくても、以前よりウエストがすっきりしていたり、きつかった服に余裕が出ていたりすることがあります。
ほかにも、鏡で見た身体の印象や、以前より歩くのが楽になったか、運動を続けられる時間が伸びたかなども確認してみましょう。
- ウエストサイズが変わった
- 以前より服にゆとりが出た
- 鏡で見た身体の印象が変わった
- 歩いたり運動したりするのが楽になった
- 食事や運動を以前より継続できている
数字が止まった時ほど、「体重以外に変わったことはないか」を探してみてください。
小さな変化を成果として認めることが、停滞期にモチベーションを失わず、自分のペースでダイエットを続ける助けになります。
他人と比較してモチベーションが下がった時は自分のペースへ戻る
SNSで「1か月で○kg痩せた」「短期間でこんなに変わった」といった投稿を見ると、自分も頑張っているのに結果が出ていないように感じ、焦ってしまうことがあります。
しかし、他人とあなたでは、スタート時の体重や生活環境、減量にかけた期間などの条件が違います。そのため、他人の減量ペースをそのまま自分の基準にする必要はありません。
比較するほど苦しくなっているなら、いったん他人の結果から離れ、自分が続けてきた行動へ目を向けることが大切です。
ダイエットは誰かとの競争ではありません。あなたが無理なく続けられるペースへ戻していきましょう。
SNSの成功例だけを見て自分と比べない
SNSでは、体重が大きく減った時や見た目が変わった時など、成果が分かりやすい場面が目に入りやすくなります。
しかし、その人が途中で体重の変化に悩んだ時期や、食べ過ぎた日、運動できなかった日まで、すべてが見えているとは限りません。
目立つ成功例だけを見て、
「それに比べて私は全然痩せていない」
と落ち込む必要はありません。
小さな変化でも、以前の自分より前へ進んでいれば十分な成果です。
ダイエット情報を見るのが苦しい時はいったん離れる
ダイエットの情報を集めることは役立つ場合がありますが、見るたびに焦ったり落ち込んだりするなら、無理に情報を追い続ける必要はありません。
SNSを開くたびに成功報告や体型写真が気になってしまうなら、関連するアカウントを一時的にミュートしたり、SNSを見る時間そのものを減らしたりする方法もあります。
モチベーションを上げるための情報が、逆にあなたを疲れさせているなら、距離を取ることも立派な対策です。
新しいダイエット方法を探し続けるより、今できていることを淡々と続けるほうが気持ちが楽になることもあります。
昨日の自分と比較して小さな変化を見つける
比較するなら、他人ではなく以前の自分を基準にしてみましょう。
「昨日より少し長く歩けた」
「以前より食べ過ぎる回数が減った」
「今日は運動できなかったけれど、食事は意識できた」
このような小さな変化も、ダイエットを続けている証拠です。
毎日100点を目指す必要はありません。60点の日があっても、完全にやめずに続けられているなら十分です。
それでも他人の結果を見ること自体が苦しくなった時は、体重計やSNSから離れ、何もしない日を作って心を休ませても構いません。休んだ後に、また普段の生活へ戻ればよいのです。
「あの人は痩せたのに、私は変わらない」と落ち込んでしまう時は、無理にやる気を取り戻そうとしなくても大丈夫です。
以下の記事では、SNSの成功例と自分を比べて疲れてしまう理由から、SNSとの距離の取り方、昨日の自分と比較する方法、思い切って何もしない日を作る考え方まで紹介しています。
他人のペースではなく、あなた自身のペースへ戻りたい時に参考にしてください。

ダイエットのモチベーション対策は悩みのタイプ別に選ぶ
ダイエットのモチベーションを維持するために、すべての方法を試す必要はありません。
大切なのは、あなたが今「何を一番つらいと感じているのか」を見つけ、その原因に合った対策を一つ選ぶことです。
記録するのが面倒なのか、運動を始めるまでが億劫なのか、体重が減らなくて焦っているのか、それとも他人と比べることに疲れているのか。
原因が違えば、効果的な対処法も変わります。
・記録するのが面倒 → 入力する項目を減らす
・運動を始めるのが面倒 → 最初の一歩を小さくする
・結果が出なくて焦る → 判断する期間を長くする
・他人との比較で疲れる → 情報を見る量を減らす
全部を改善しようとせず、今のあなたに一番当てはまるものから変えていけば十分です。
記録が面倒なタイプは入力作業を減らす
食事や体重を細かく記録すること自体が負担になっているなら、記録方法をもっと簡単にしてみましょう。
例えば、食事内容を毎回細かく入力するのが面倒なら、食事の写真だけ残す方法でも構いません。
体重の変化だけを確認したいなら、体重だけ入力する方法もあります。
「何を記録すれば完璧か」ではなく、「これなら続けられる」と思える最低限の記録を選ぶことがポイントです。
記録できない日があっても、翌日からまた始めれば問題ありません。
運動を始めるまでが面倒なタイプは最初の一歩を小さくする
「30分ウォーキングしよう」「筋トレをしよう」と考えただけで面倒に感じるなら、運動そのものを目標にしない方法があります。
最初は「音楽を流す」「運動靴を履く」「外へ出る」「5分だけ歩く」くらいまでハードルを下げてみましょう。
「運動する」ではなく「運動を始める準備をする」と考えると、最初の一歩が軽くなります。
結果を急ぎすぎるタイプは判断する期間を長くする
昨日より体重が増えていたり、数日間まったく減らなかったりすると、「こんなに頑張っているのに意味がない」と感じることがあります。
そんな時ほど、昨日と今日だけで結果を判断しないことが大切です。
数日ではなく数週間単位で体重の流れを確認し、少し長い目で変化を見るようにしましょう。
体重だけでなく、ウエストの変化、服のゆとり、以前より歩けるようになったこと、続けられた日数なども立派な成果です。
「体重が減ったか」だけを合格基準にしないことが、焦りを減らすポイントになります。
比較で疲れるタイプは情報を見る量を減らす
SNSで「1か月で○kg痩せました」といった投稿を見るたびに落ち込んでしまうなら、無理にダイエット情報を見続ける必要はありません。
関連する投稿やアカウントを一時的に見ないようにするなど、自分から情報との距離を調整するのも一つの方法です。
他人とあなたでは、体重や体質だけでなく、生活環境やダイエットを始めた時期も違います。
比べるなら他人ではなく、少し前の自分。
「以前より歩けた」「食べ過ぎる回数が減った」など、自分自身の小さな変化に目を向けてみましょう。
ダイエットのモチベーションに関するよくある質問
ダイエットを続けていると、「今日は何もしたくない」「昨日食べ過ぎてしまった」「体重が増えてやる気がなくなった」など、どう行動すればよいのか迷う日もあります。
そんな時に大切なのは、失敗を無理に取り返そうとしないことです。
モチベーションが低い日があっても、ダイエットを完全にやめなければ問題ありません。
ここでは、ダイエットのモチベーションに関して迷いやすい4つの疑問に答えます。
モチベーションがない日は何もしなくても大丈夫?
はい、疲れていて何もしたくない日は、思い切って休んでも構いません。
大切なのは、「今日は休む=ダイエットをやめる」ではないと考えることです。
運動する元気がなければストレッチだけにする、それも難しければ何もしない日があっても大丈夫です。
休んだ自分を責めるより、身体と気持ちを休ませて、翌日や次の食事からいつもの生活へ戻りましょう。
長く続けるためには、休むこともダイエットの大切な選択肢です。
食べ過ぎた翌日は食事を減らしたほうがいい?
食べ過ぎたからといって、翌日の食事を極端に減らす必要はありません。
「昨日食べたから今日はほとんど食べない」と考えると、空腹が強くなり、再び食べ過ぎてしまう原因にもなります。
また、食べた分を取り返そうとして長時間の運動をする必要もありません。
食べ過ぎた翌日に最も意識したいのは、いつもの食事と生活リズムへ戻すことです。
一度の食べ過ぎを大きな失敗と考えず、次の食事から普段どおりのダイエットを再開しましょう。
体重は毎日測ったほうがモチベーションを維持できる?
毎日体重を測ることで変化を冷静に確認できるなら、毎日の測定を続けても構いません。
しかし、100gや200g増えただけで「太ってしまった」と落ち込み、そのたびにモチベーションが下がるのであれば、無理に毎日測る必要はありません。
毎日測ることそのものが目的ではありません。
あなたが数字に振り回されず、長く続けられる頻度で確認することを優先しましょう。
毎日の増減ではなく、少し長い期間で変化を見ることも大切です。
アプリ・音楽・ご褒美は全部取り入れたほうがいい?
アプリ、音楽、ご褒美など、モチベーションを維持する方法をすべて取り入れる必要はありません。
むしろ、一度にたくさん始めると、それ自体が負担になってしまうことがあります。
記録するのが面倒ならアプリ、運動を始めるまでがつらいなら音楽、続けても達成感を感じられないならご褒美というように、今の悩みに合った方法を選びましょう。
まずは一つ試して、「これなら続けられそう」と感じたものだけ残していけば十分です。
まとめ|ダイエットはモチベーションが低い日でも続けられる仕組みを作ろう
ダイエットのモチベーションには波があるため、毎日高いやる気を保とうとする必要はありません。
大切なのは、モチベーションを上げ続けることではなく、やる気が低い日でも完全にやめずに済む仕組みを作ることです。
10分だけ身体を動かす、記録を簡単にする、音楽を行動のきっかけにする、疲れている日は休むなど、その日にできる方法を選びましょう。
停滞期や他人との比較で苦しくなった時も、自分を責めたり、急に厳しい食事制限や運動へ切り替えたりする必要はありません。
