朝、何度声をかけても子どもの準備が進まないと、「次は何をするの?」「早くして!」と親子とも疲れてしまいます。
お支度ボードは、着替え、朝食、歯磨き、持ち物確認など、朝にすることを見える形で並べる道具です。子どもが自分で次の行動と終わった項目を確認できるため、親の口頭指示を減らすきっかけになります。
この記事では、現行のお支度ボード3商品、選び方、朝の使い方、項目例、うまく動けないときの調整方法を紹介します。
子どもの朝の準備にはお支度ボードがおすすめ
子どもが朝の準備を進められない理由の一つは、次に何をするか分からないことです。「支度して」と言われても、着替え、食事、歯磨き、かばんの確認など、複数の行動を頭の中で並べなければなりません。
お支度ボードへ行動を順番に並べると、子どもは目で確認できます。終わった項目を動かしたりチェックしたりすれば、「どこまでできたか」も分かります。
ただし、ボードを置くだけで一人ですべてできるとは限りません。最初は親子で一緒に見て、項目の意味と操作を覚えることから始めましょう。
子ども向けお支度ボードおすすめ3選
| 商品 | 特徴 | 向いている家庭 |
|---|---|---|
| metete こどもの準備ボード ME219 | 持ち物マグネットが豊富 | 通園・通学の忘れ物も確認したい |
| metete こどもの準備ボード ライト ME215 | 軽量でスタンド・壁掛け対応 | 置き場所を変えて使いたい |
| metete みてみてできたよボード ME205 | 朝夜両面と星形マグネット | 生活習慣を楽しく確認したい |
おすすめ①|metete こどもの準備ボード ME219
クツワの「こどもの準備ボード ME219」は、学校や園へ持っていく物をマグネットで確認したい家庭に向いています。
表面は黒板風、裏面はホワイトボードのリバーシブル仕様です。分類用と準備物用のマグネットがあり、無地のマグネットも含まれるため、家庭独自の持ち物を加えられます。

おすすめ②|metete こどもの準備ボード ライト ME215
「こどもの準備ボード ライト ME215」は、本体が軽く、スタンドと壁掛けから掲示方法を選べるタイプです。食卓の近くへ置く、子どもの目線の壁へ掛けるなど、家庭の動線に合わせやすい特徴があります。
持ち物用と無地のパーツが含まれ、必要な項目を選んで並べられます。大きなボードを固定する場所がない家庭や、使う場所を変えたい家庭に向いています。
子どもが触る場所へ置くときは、落下しない方法で設置しましょう。仕様はクツワ公式商品ページで確認できます。

おすすめ③|metete みてみてできたよボード ME205
「みてみてできたよボード ME205」は、表面を朝用、裏面を夜用として使えるリバーシブル式です。星形マグネットを動かしながら、できたことを確認できます。
項目を増やしすぎると毎日の負担になるため、最初は朝の3〜4項目だけで試しましょう。内容物はクツワ公式商品ページで確認できます。

お支度ボードの選び方
商品名だけで決めず、子どもが見て理解できるか、終わったことを自分で示せるか、家庭の習慣に合わせて項目を変えられるかを確認します。
子どもが見て分かりやすいもの
まだ文字を読めない子には、着替え、歯ブラシ、かばんなどをイラストで示したボードが向いています。絵を見ても意味が分かりにくい場合は、子どもが使っている実物の写真を貼る方法もあります。
ボードの情報量も大切です。多くの項目を一度に見せると迷う子には、今することだけが見える並べ方や、不要なカードを外せるタイプを選びます。
「できた」が分かる仕組みを選ぶ
子どもが自分で操作できる大きさかも確認しましょう。小さすぎる部品は扱いにくく、年齢によっては安全面への注意も必要です。商品の対象年齢や注意表示に従って使います。
「できた」を親がすべて操作すると、子どもはボードを見なくなりやすいため、できる範囲で本人に動かしてもらいます。
項目を変更できるものを選ぶ
必要な準備は家庭や曜日で異なります。無地カードへ書き足せる、マグネットを入れ替えられる、不要な項目を外せるボードなら、生活の変化に合わせやすくなります。
園から学校へ進むと、着替え中心から教科書や給食用品の確認へ変わります。長く使いたい場合は、項目の追加方法と市販の予備パーツがあるかを確認します。
年齢に合ったものを選ぶ
幼児には、大きく分かりやすい絵と少ない項目が向いています。小学生なら、文字、曜日、持ち物を細かく確認できるタイプも使えます。
お支度ボードを使うメリット
お支度ボードの利点は、親の指示を完全になくすことではなく、口頭だけだった情報を親子で見られる形にすることです。
- 次に何をするか子ども自身で確認できる
- 終わった項目と残っている項目が分かる
- 親が同じ指示を何度も言う回数を減らせる
- 毎朝の順番を一定にしやすい
- 忘れやすい持ち物を親子で確認できる
「ボードを見て」の一言で済むようになるまでには時間がかかります。初めは一緒に確認し、使い方が分かったら少しずつ任せましょう。
朝のお支度ボードの使い方
最初に、起床から出発までに必要な行動を書き出します。その中から毎朝必ず行う項目を3〜5個だけ選び、実際の順番に並べます。
朝になったら、親子でボードを見て最初の項目を確認します。終わったら子ども自身がマグネットを動かすかチェックします。親は次の指示を言い続ける代わりに、「今どこまでできた?」とボードへ注意を向けます。
お支度ボードに入れたい項目例
家庭に必要な項目だけを選びます。
- トイレへ行く
- 顔を洗う
- 着替える
- 朝ごはんを食べる
- 歯を磨く
- 水筒を入れる
- ハンカチとティッシュを入れる
- 連絡帳や宿題を確認する
- 帽子や上着を用意する
- 靴を履く
すでに一人でできる行動まで細かく並べる必要はありません。忘れやすいこと、親が何度も言っていることから選びます。曜日だけ必要な持ち物は、カードを入れ替えるか、別欄に置きましょう。
市販品と手作りはどちらがおすすめ?
| 種類 | 長所 | 注意点 |
|---|---|---|
| 市販品 | すぐ使え、見た目や部品が整っている | 家庭独自の項目が足りない場合がある |
| 手作り | 写真や項目を生活に合わせられる | 作る手間と耐久性を考える必要がある |
まず紙へ3項目を書いて数日試し、子どもが見て動きやすいと分かってから市販品を選ぶ方法もあります。市販品を買った後も、不要な項目を外して家庭に合わせることが大切です。
お支度ボードを使っても動かないときは?
ボードを使っても動かないときは、子どものやる気だけを問題にせず、使い方を確認します。
- 項目が多すぎないか
- 絵や文字の意味が分かるか
- 子どもの目線から見える場所にあるか
- 一つの行動が難しすぎないか
- 親が毎回操作していないか
「着替える」で止まるなら、「パジャマを脱ぐ」「シャツを着る」と分けます。反対に、項目が細かすぎて嫌になるなら、必要なものだけに減らします。
疲れている日や急ぐ日は、親が手伝って構いません。自立の練習を毎朝の試験にせず、生活を回すことを優先しましょう。
まとめ|子どもに合ったお支度ボードを選ぼう
お支度ボードは、朝にすることと進み具合を子どもが目で確認するための道具です。イラストの分かりやすさ、できたことを示す仕組み、項目変更のしやすさ、年齢への合い方から選びます。
最初は3〜5項目に絞り、親子で一緒に使いましょう。動けないときは項目を減らす、行動を分ける、置き場所を変えるなど、子どもに合わせて調整します。
声かけや生活の仕組みも含めて見直したい人は、子育てで怒らない方法7選も参考にしてください。


